実験内容を説明する、試験責任者のB4土屋君。実験目的や概要の資料とともに、記入用紙も配布されました。他の学科の教員(情報メディア学科の西村先生)、小生(真ん中の背中)も参加します。この実施体制において、試験責任者の指示は絶対です。
他の研究室の学生も参加してくれました。納富研 岡田君(背中)と五百蔵研 岩崎君(小生の隣り)です。
Q)何を見ているのでしょうか?
A)そうなんです。手話の動作のDVDを皆で見ています。
Q)何をやろうとしているの?
A)そうなんです。手話検定5級の400単語の動きを見て、その動きを目視で分類することがお役目です。
Q)何のためにやってんの?
A)そうなんです。400単語全部を認識する前段階として、実際の動きを見てあるグループに分類し、まずはそのグループで認識方法やそれに基づく認識精度を評価しようとしています。
終了後の様子です。400単語を集中して見て分類し、指示された用紙に記入した後の状況です。柴田君は倒れています。西村先生も疲れが見えます。小生は、茫然としています。見るだけでも、大変なことが改めて分かりました。400単語のテンプレート(要するに認識評価のための基本データ)を作成した土屋君を尊敬せざるを得ません。それだけでも卒業できそうです。
この一つのグループの手話に対して、彼らが考案した認識手法を適用し、手話翻訳の精度を評価、改善の検討に資するのが直近の課題です。また、10月に開催されるCEATECのネタでもあります。CEATECは、IT・エレクトロニクスに関するアジア最大級の展示会で、多くの美しいコンパニオンさんもいる華やかな展示会です。そのようなところに出展する裏には、このような地道な努力が必要なのです。
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