2014年8月8日金曜日

サイレント音声認識ワークショップ2014(参加報告)

8月7日,8日に九州工業大学で開催された,サイレント音声認識ワークショップに参加してきました.九州工業大学へは,博多駅から電車で40分〜1時間程の所にあるJR新飯塚駅で下車し,そこからバスで移動します.路線バスもありますが,スクールバスが出ていて,15分程で大学に着きます.スクールバスに乗る際は,片道100円のチケットを事前に購入(バス乗り場近くのコンビニで販売)しておく必要があります.2日分なので400円購入しました.

九州工業大学のスクールバス(JR新飯塚駅バス乗り場)

九州工業大学の石碑とKITの文字に剪定された植木

ワークショップの案内板

サイレント音声認識は,音声情報を使わずに発話内容を認識することで,私の研究している機械読唇もサイレント音声認識に含まれます.機械読唇では主に口周辺の画像(映像)から発話内容を推測するわけですが,今回のワークショップでは画像のみならず,口周辺や顎の筋電位信号(筋肉を動かす際に生じる電圧情報)や脳波を利用した研究,また完全な無声ではありませんが,周りにはほとんど聞こえない程度のささやき声を体内伝導音として検出して明瞭な音声に変換する研究発表もありました.

2日間を通して,大学の教員や大学院生による16件の幅広い分野の研究発表がありました.聴講者の中には企業の研究所の方や九州工業大学の学生と思われる人たちもいて,発表の部屋は40名程度の人で埋まりました.普段は今回のような分野の研究発表をまとまって聞くことがないので,大変有意義なワークショップとなりました.中心となって企画・開催してくださった九州工業大学の齊藤剛史准教授に感謝申し上げます.

発表会場の様子

(おまけ)
帰りの博多駅で九州新幹線つばめが停車していたので撮影しました.

九州新幹線 つばめ

0 件のコメント:

コメントを投稿