2006年12月12日火曜日

師、疾走する?

こんにちは、T.Sです。

さて、突然ですが師走と言う言葉をご存知でしょうか。陰暦においての12月を指す言葉です。今回はそんな師走の話です。

この「師走」という言葉は実は当て字であるという説が有力らしく、「師匠がある場所へ思いを馳せる」という意味の「師馳」や年が終わると言う意味から「年果つ」がなまった、などの様々な説があるそうです。正確な意味は誰も知らない、それが師走です。

そんな中、僕が中学生だった頃、この言葉に対してもっと別の捉え方をした国語教員のT先生がいました。T先生は「師匠が走って逃げ出すぐらい忙しい月なんだよ」と言っていました。その当時の僕は師走について全く知識を持っておらずそれを鵜呑みにしました。

しかし、良く考えてみるとなるほどと思う気もします。年末と言えば仕事収めでどこも大忙しですし、中学生、高校生などはこれから、熾烈な受験戦争本番に足を踏み入れます。それ以外の人達も今年の後始末と言う意味で課題は増え、試験が迫り、自宅、学校では大掃除まであります。これは確かに「先生方(師)さえも逃げ出したくなるほど忙しいのでは?」と思うと何故だか「思いを馳せる」なんていう綺麗な言葉よりもしっくり来る気がしてしまいました。

僕はこの考え方が結構好きなので事実がどうであれこの言葉をあえて「師、疾走または失踪する」という認識にしておきたいと思います。正しい理由がわからないんだから自由です。

皆さんも12月はいろいろ忙しいと思いますが来年までもう一頑張りです。皆さんやるべき事から失踪せずに今年を乗り切りましょう。
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情報工学科1年 T.S

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