2015年3月16日月曜日

2015年電子情報通信学会 総合大会 参加報告

学会に発表参加した学生に寄稿してもらいました。「楽しい記事」、「笑わせるnot笑われる記事」を書け!!と命じましたが、如何でしょうか?教科書的な報告は面白くありませんね。

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情報工学科4年金田です。前記事で報告された通り、3/10()3/13()の日程で、電子情報通信大会 総合大会が立命館大学(びわこ・くさつキャンパス)で開催されました。

情報工学科から22件発表された内、某研究室からは4件の口頭発表を行いましたので、その報告を記します。
 


会場の立命館大学です。我々の発表初日は11()で午後からだったため、当日の朝に京都へ向かい、宿泊所に荷物を置いた足で会場へと向かいました。キャンパスの敷地は広大で、建物間の移動には時間がかかります。大学内は風が強く、移動中の御一行を襲います。3月も半ばではありますが、寒さ対策にはまだ気が抜けません、京都もまだまだ寒いです。


キャンパスを散策し、漸く会場に着き一息(撮影者:柴田君)M2菅谷さん・B4岩沢君の発表会場の前です。岩沢君は今回が初めての学会発表ということもあり、緊張で少し落ち着かない様子でした。卒論発表の時も大分緊張の色を見せていましたが、今回は果たしてどうなってしまうのでしょうか() (勿論、他人事ではありません)

ここで発表日程とタイトルを、2日分まとめて以下に記載します。
1日目
・菅谷隆浩 カラー手袋を利用した手話の認識基礎実験とその評価
・岩沢宏樹 手話認識のための高精度色検出手法とその評価
2日目
・柴田紘俊 電動車いす自動走行のための建物構造を利用した推定位置補正方法
・金田一将 音を用いた屋内測位システムの使用音源に関する基本検討

 
以下、発表の様子と発表者コメントです。

 

「カラー手袋を利用した手話の認識基礎実験とその評価」

・菅谷さんのコメント「修論発表の時から何度も発表練習を重ねていた為、落ち着いて発表できた。また、自分の発言を手話通訳者が手話翻訳していたので、そういう意味でもゆっくり丁寧に話すことを心がけた。大学院への進学を悩んでいる本学の3年生が聴講していたので、自分の発表を聴講して、大学院に行きたいという気持ちが少しでも強くなれば良いと思う。」

 

「手話認識のための高精度色検出手法とその評価」

・岩沢君のコメント「自分にとって初めての学会発表でとても緊張し、発表を始めてすぐに頭が真っ白になり、説明がうまくできなかった。練習をもっと声に出して行っていれば緊張して頭が真っ白になっても対応できたのではないかと思った。いい経験をすることができたと思いました。」(声を出さない練習ってあんの?畳の上の水練ですね。)

 
「電動車いす自動走行のための建物構造を利用した推定位置補正方法」


・柴田君のコメント「今回の発表はこれまでの発表の中では最も内容が聴講者に伝わった様に感じました。しかし同時に改善できる点も感じましたので、更に成長したいと思います。また、ポスター発表では手話認識の研究で非常に参考になる発表がありました。教えてくださった西村先生、ありがとうございました。」

 
「音を用いた屋内測位の使用音源に関する基本検討」


・金田のコメント「今年度、今回で3回目の発表になりましたが、質疑応答で失敗してしまい自らの成長不足を痛感する発表になったと思います。主に、冷静に聴講者の質問の意図を汲み取ることができず、正確な回答が出来ていない場面があったことが原因です。後になってその意図に気づき、落ち込むのは未熟である証拠です。自分のテーマに責任を持ち、より理解しなければならないと反省しました。」

小生は失敗に終わり反省の多い発表となってしまいましたが、全員無事(?)発表を終えることができました。

2日目
の夜は、西村先生・当日発表された示野さん・前々日の10()にポスター発表を終えた西村研3年生の田中さん・吉野さんと合流し、打ち上げを行いました。



打ち上げは終始和やかな雰囲気で行われました。某先生が参加されなかったことが、大変悔やまれますね。(私が参加しなかったにも関わらず、よく彼女たちは参加してくれましたね(^ ^))
 

2日間の発表も無事に終え、あとは帰路に就くのみとなりました。

とはいえ、縁あって京都を訪れている訳ですから、その時間を有効活用しない手はありません。我々も例に漏れず、少しばかり京都を肌で感じるべく観光を行いました。
 

 京都駅からJR奈良線で2駅先の稲荷駅で下車し、伏見稲荷大社を観光しました。恐縮ながら、「千本鳥居」を見てみたいという小生の我侭に付き合っていただきました。
 

こちらは入口の鳥居から少し歩いた先にある楼門。被写体との対比から、その大きさが伺えることと思います。
 
 

今回の目的である千本鳥居の入口。列を成した鳥居の放つ非日常的な雰囲気に感銘を受けつつ、歩みを進めて行きます。

鳥居に名前が刻印されているのを発見した菅谷さんと柴田君。自分の名前も刻印できないかと目論んでいる様子だったと思います(疎覚えです)

 

こちらは「おもかる石」。願い事を祈念した後、石を持ち上げた時に感じた重さが、思っていたより軽い場合、願い事が叶うと言われています。菅谷さん・岩沢君・柴田君・金田の順で持ち上げましたが、軽いと感じたのは岩沢君だけでした。彼の願いは、果たして叶うのでしょうか?

因みに小生は、想定通りの重さでした。こう言った場合は、どのようにJudgeすれば良いのでしょうか?
 

名所をある程度巡回し、「十石橋」経由で稲荷駅へと戻り、京都出張の最終日を終えました。

 

以上、3日間の電子情報通信学会参加報告でした。
 
 
 いろいろな成果と反省が得られた学会参加だったと思います。あくまで、発表は一里塚にすぎません。よりレベルの高い発表を聴講して、それに近づくように今後も努力を継続してください。

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