2015年3月21日土曜日

卒業式の一つの風景

 今日321日は途中から天気もよくなり、卒業式に相応しい日となりました。最後から2つ目の写真をトップに持っていきたかったのですが、単純な思考回路としては時系列に説明するストーリしか思い浮かばないので、そこは妥協することとして(学生には、簡単に妥協すんな!!!と指導しているのですが・・・)

大学院の修了式も同時に行われます。大学院工学研究科情報工学専攻を代表して修了証書を受理する菅谷君。彼の研究室への寄与は多大なるものがあります。送り出すのが我々の仕事ですが、残念な思いも否定できません。

来賓、大学の経営陣の前で深々と礼をしています。なかなかじっくりと頭を下げることができず、せかせかしたことになることが多いものです。しかし、代表して受理することは名誉なことです。

何故か、去年卒業したトミー(富上君)とヤギちゃん(屋宜君)も駆けつけてくれました。パーティ目当てにしては、遠路はるばるですね。


修了証書、卒業証書を手にした一同。スーツでないのは、OBM1(修士課程1年)です。今年の卒研生は、よく研究室に泊まり込んでやっていましたね。

学内の大食堂でパーティです。後援会が主催するもので、会費は無料です。後援会は、学生の学会発表のための参加費のみならず、旅費・宿泊費まで支援してくれる組織です。学生の大きな味方です。


駆けつけてくれた研究室OB。左から順に、須永君、加藤君、秋山君。彼らは、ともに大学院修士課程の修了者で、この研究室にとって大きな功労者です。彼達のおかけで、今の研究テーマがあるといえます。真面目、安定感があり、安心して仕事を任せられました。今の研究室の学生は?って。答えづらい質問ですね。


パーティでは食べきれないほどの料理が出されます。Doggy Bagではないですが、もらってきて、研究室でパーティの続きをします。誰がお誘いに成功したのか不明ですが、女子学生2名に来ていただいていました。驚きです。卒業式とはいえ、ちょっと考えられない風景がここにありました。まぁ、1年に1回くらいはあってもバチは当たらないでしょう。

4時半ごろには、あの師範代篠原君も来てくれました。来てくれる学生nearly equal卒業論文、修士論文を頑張った学生、という図式というか私の経験法則があります。おそらく、この経験法則は不変の定理なのでしょう。


 今年も卒業式が無事終了しました。研究室に4年生が30名近くいて、まさしく学卒者を機械的/形式的に大量生産しているような大学もある、と真偽はともかく聞くこともありますが、少なくとも本学は、学生と教員が思いを一つにできる研究室があると感じます。卒業はある地点のENDというよりもSTARTなのだと思います。青春の大切な時期に過ごした仲間とその場所は一生の財産と思い出になります。生きていくことは、むしろ苦しいこと、辛いことの方が多いのかもしれませんが(少なくとも私は、若いころに戻ってもう一度やってみなはれ、と言われたら逡巡します。昔は今と違って、就活、婚活は楽でした。)、彼ら、彼女たちの前途が幸、喜びが多いものであってほしいと切に願うものであります。

3月25日追記
広報さんから写真をいただきました。ありがとうございます。彼だけではなく、研究室、学科、専攻にとってもありがたいことです。このような、学内の組織間の風通しの良さ、人間関係の細やかさも本学の特徴ですね。
学長より修了証書を授与される菅谷隆浩君
プロの撮影はさすがですね。もっともカメラも違いますが。

2Fにも席があります。



土屋ちゃん、鈴木ちゃん、エビちゃん。研究室の中核メンバー
 
こちらは学科教員とOB、要するに大の大人



 
 



 

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