2013年9月28日土曜日

「ki」しか打てない

携帯端末で高速に文字を入力する方法を研究しています。その一つとして、タッチディスプレイを利用した点字による文字入力があります。これは来週、CEATECで発表します。以前学会で発表して、賞も頂いています。

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この研究を進めていく中で、若い人は特に、片手で入力したいという要望があることを知りました。そこでTagType(*1)の配置を片手に改良した方法はどうだろうと思い、研究室で試作品を作りました。


研究室の学生さんが、とりあえずの試作品として作ってくれました。動作確認できるように「き(ki)」だけ入力できるようにしてありました。何故「き(ki)」なのでしょう。理由はともかく、これを基に本格的に開発に取り掛かろうとしています。いろいろ試していると、以下のようなスナップショットが取れました。
「kikiki」で「樹木希林」さんのことが検索できた例
Googleによる検索画面です。「kikiki」という意味のない入力が、Googleによるサジェスチョン機能で、「樹木希林」さんのことが検索できます。意味のある語が検索できるとは思わなかったので、驚きです (@_@)。


まだまだAndoroidは不勉強で、実用には問題が多いです。これから発展させていく予定です。

(*1) TagTypeの話をすると長くなるので、ここでは省略させてください m(_ _)m

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