2012年8月5日日曜日

KAIT夢コン無事に終了(2)準決勝の様子

KAIT夢コン2012の「舞台裏」の報告(1)の続きです。開会式の後は、5会場で「準決勝」が行われいました。各会場では、7名の発表があります。
その中の、一会場の様子を報告します。この会場では、以下の7件の発表でした。出身学校が同じ方が同一会場なのは、応援団の方がいらっしゃった場合、会場が別でない方が便利ではないかとの配慮からだそうです。
  • 明治大学付属明治高等学校 石川さん 「Portable silencer」
  • 田園調布雙葉高等学校 佐藤さん 「ネットで私マネキン」 
  • 田園調布雙葉高等学校 井上さん 「もっと日本辞典-in mobile-」
  • 神奈川県立厚木西高等学校 和泉さん 「スマートフォンの未来」
  • 神奈川県立厚木西高等学校 宇佐美さん 「視覚障害の人の携帯電話」
  • 会津若松ザベリオ学園中学校 吉田さん 「お金節約システム」
  • 会津若松ザベリオ学園中学校 重巣さん 「冷蔵庫管理システム『アイマイ』」
発表の前に、プレゼンテーションのためのファイルを持ち込むためのUSBメモリを発表用のノートPCへ接続して、接続テストを行います。先にUSBメモリを接続しておくと、発表者の入れ替えの時に、スムーズに行えます。後ろの黒板に、「ベル:4分1鈴、5分2鈴、5分30秒3鈴」と書いてありますが、プレゼンテーションの場合、制限時間を守ることも重要です。
USBメモリの接続テスト
発表の順番やルールの確認
準備が終わったら、さて、発表です。トップバッターは、明治大学付属明治高等学校の石川さんの「Portable Silencer」です。放送部員だそうで、ハキハキとした、素晴らしい発表でした。マイクスタンドを使い、リモコンでスライドを送っています。
明治高等学校の石川さんの発表
 続いて、田園調布雙葉高等学校の佐藤さんの「ネットで私マネキン」です。自分が洋服をインターネットショッピングする際に困っているという身近な問題点を解決するための提案でした。
田園調布雙葉高等学校の佐藤さんの発表
次は、田園調布雙葉高等学校の井上さんの「もっと日本辞典-in mobile-」の発表です。書道を10年間続けているそうで、「美しい」日本語へのこだわりを実現するアプリケーションの提案でした。
田園調布雙葉高等学校の井上さんの発表 
次は、神奈川県立厚木西高等学校の和泉さんの「スマートフォンの未来」という発表でした。この会場で、唯一の男子による発表です。タイトルが、漠然としていますが、スマートフォンで、様々なサービスを受けられるようにするにはどうしたら良いかという、まさに「夢」がある発表でした。
県立厚木西高等学校の和泉さんの発表
同じく神奈川県立厚木西高等学校の宇佐美さんの「視覚障害の人の携帯電話」という発表に続きます。視覚障害の方の優れた「聴覚」の能力を生かした提案でした。また、晴眼者の方とのコミュニケーションの手助けもしてくれるツールとしての面も検討されていました。
県立厚木西高等学校の宇佐美さんの発表
この会場には、中学生の発表者が2名いました。高校生に負けずに、発表していました。まずは、会津若松ザベリオ学園中学校の吉田さんの発表で、「お金節約システム」です。説明に動画まで作成しての熱のこもった発表でした。分かりやすい動画でした。
会津若松ザベリオ学園中学校の吉田さんの発表
続いて、同じく会津若松ザベリオ学園中学校の重巣さんの「冷蔵庫管理システム『アイマイ』」の発表です。他のアプリケーションとの比較も行なっていて、しっかりとした発表でした。
会津若松ザベリオ学園中学校の重巣さんの発表
会場の後ろの方でしたが、応援団がプラカードによる「熱い」応援をしていました。発表者に取っては、心強いですよね。
応援団のプラカードによる応援
以上の7件の発表でした。どれも、素晴らしい発表でした。特に中学生の発表は、高校生に負けず劣らず内容のある発表でしたが、やはり「人生経験の差」が少し出てしまい、同じ土俵での「勝負」はやや不利かもしれません。ですが、体力勝負ではないので、素晴らしいアイデアであれば、高校生と互角の勝負ができます。次回以降も、ぜひチャレンジしてください。

準決勝が終わると、お昼休みです。参加者はお昼休みです。ラウンジなどでお弁当を囲みます。
仲良くお弁当を囲んでいます
その間、準決勝の審査員は何をしていたかというと、別室で決勝へ進出するチームを選考していました。すべてのチームが素晴らしい発表でしたので、選考は難しかったです。
白熱する審査風景(1)
審査風景(2)
午後からは、各会場から選ばれた2チームづつ、計10チームによる決勝です。まさかの(3)へ続きます

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