2014年1月29日水曜日

あらためて "Internet of Things"

スマートフォン(Androidなど)に内蔵のセンサ、すなわち、加速度計、気圧センサなどの活用は増えています。このブログにも関連記事が多数あります。ここでは、ある高さ(階)の気圧をリアルタイムに公開する例をご紹介します。私が始めたことではありません。世の中では、放射線量、気温などが各地で多数このように公開されています。非常に手軽にできて、大学などでの研究には大いに活用できます。本学では、あまり使っている人はいないようなので、ご興味をもっていただくきっかけになりますか。
(このようなデータ公開法は他にもあります。これまでは、Google App Engine上のTinyWebDBというのを利用していました。下記のものはこれとは異なるものです。選択肢はいくつかあるので、用途に応じて使い方を研究することも必要です。)

下図は、情報学部棟8階の気圧を10秒間隔で提供している例です。気圧はかなり敏感なところがあり、8階と言っても高さを言う必要がります。床から1mの位置です。

情報学部棟8F (+1m)のリアルタイム気圧表示

下図は、気圧を送出しているAndroid端末です。他には何も付いていません。電池が持つかぎり、10秒間隔でクラウドへ送出しています。端末の左側に、物差し(スケール)があります。床から1mを明示しています。このくらいこだわりが必要です。気圧を、高さ情報として活用する応用はいろいろ考えられます。
(無用のアクセスによるトラフィック増大を防ぐため、上記urlは示していません。)

MIT App Inventorで作成された気圧サーバ(クラウドへ送出)



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