2014年9月7日日曜日

研究室の来訪者

 研究室は常に開かれた場所であるべき、という考えは変わっていません。閉ざされた空間では、活性化はしないのは当然ですね。また研究室の学生にとっても刺激が乏しくなります。その意味でも、外からのお客様のご来訪は非常に有難いことです(他の研究室の学生が遊び?にやってくることでも歓迎です。おやつを持ってくると尚、歓迎です。よろしく。)。

 今回は、2日連続で外部のお客様がお見えになったので、対応した学生の記録とともに・・・

 今年もCEATEC(我が国を代表する展示会の一つです(リンク))に出展する予定です。既に、出展者情報をインプットしましたので、その情報が掲載されています(リンク)。

 去年と同様(リンク)、CEATECのニュースセンターのディレクターの方が、今年も取材に来てくださいました。少なくとも去年の印象が悪いものではなかった、という満足感が得られます(^^)。

取材を受けたのは、5日金曜日の夕方。去年はカメラを用いた静的な手指形状の認識でしたが、今年は動的な認識技法を取り入れた実際の手話の自動翻訳のデモを実演しました。説明者はM2菅谷君。ディレクターの方から、「去年と比べてずいぶん痩せたね。」という有難い!!!コメントは残念ながらありませんでした。実際にHead Mount Displayをかけていただき、手話の意味が画面上に出力されることを体験していただきました。

 
こちらはM1村田君。“音”を利用した位置の検出(屋内測位)技術のデモですが、去年は超音波を用いたもの、今年はスマートフォンが出す音を利用したシステムの実演です。スマートフォンからは超音波を出すことができず、20kHz前後の音となりますが、当然、私には全然聞こえません。


 13kHzが聞こえなかったI沢君(離れていたため)が、「先生みたいになっちゃった!!!」と一瞬心配していました。遠慮なく、失敬なことを言うものですね。卒業が懸念されます(^^)。学生には「ちゃんと研究室に来ていて、卒業できなかったら、それは指導教員の問題」と常々言っているので、おどかしにはならないと思いますが。でも、なにごとにも第一号はありますので、安心は禁物ですよ、I沢君。

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 日には変わって、6日土曜日の午前。人力発電によるeneloopへの充電とそのモニタリング(ゲーミフィケーションの理念を注入する)の件の状況は先日報告しましたが(リンク)、充電回路の試作をお願いしている会社の社長さんの訪問がありました。 
社長に発電状況を確認してもらっている卒研生の海老原君(俗称、エビちゃん、エビ蔵)。例によって、訳の分からない現象が発生。しかし、その後自然治癒?。日本を代表する会社の研究所でもよくある話なのですが、この研究室でもか・・・という思い。

社長と直に打ち合わせをするエビちゃん。社長とのやりとりも彼が主体に進めています。社長と学生も関係なく(長幼の礼やその他の常識はもちろん、彼はわきまえています)、社長もエビちゃんもただただいいシステムをつくろうとする気持ちが全面に出ています。立派な方でした。


 という状況です。研究室が外部に開かれたものとし、より多くの来訪の方をお迎えすることができるようにしていくことも目標の一つです。

 

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