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2017年4月15日土曜日

食堂で実験しています

 昔もやっていたよな、って言われたいです。確かに、このブログの検索窓?に実験 食堂って入力すると結構出てきますね(リンク)。本件と関係ない記事も出てきますが。まさしく、過去の先輩の地道な努力の蓄積が分かります。

実験者は4年生の門倉君と森下君。先輩から引き継いだものを理解して、新たに修正等を加えて実験系をつくったようです。既に、比較的静かな環境での実験は行ったようです。

見ての通り食堂です。向こう側が送信側、要するにスピーカ、手前側が受信側、要するにマイクと受信機、そしてPCの構成です。距離は3mくらいかな。


これが受信側。マイクセンサ、受信機、まぁ増幅器といったほうがよいかな、そしてA/D変換(本学科の学生は説明できますね)してPCに送るためのマイコン


これが送信側。右の黒い四角のものがスピーカ。その左は増幅器。中央上部の黒い小さなものは温度センサ


これは悩んでいるシーン? ちょっと場所を変えた実験でしたが、いろいろありました。展示会でしっかりやることの大変さを少しは感じてくれたと思います。先輩方の偉大さ?を認識してほしいです。

 前の実験と何が違うのかって? よくぞ聞いてくれました。今までは、音の検出が目的(最終的には、検出のタイミングから音源の位置を求めること)でしたが、今回は情報が埋め込まれた音から、それを抽出するというものです。音の検出は当然です。そうなんです。要するに測位機能に加えて、同一構成で情報の送信も行おうとする取り組みの一環です。うるさい食堂で実験を行う意味が理解いただけたと思います。今後の展開が楽しみです。読者の方も楽しみにしてください。

2017年10月3日火曜日

実験 in 学食

 デモ展示物品輸送(リンク)の前に、評価データの取得を行いました。まぁ、自転車操業の代表的な例ですね。実験データが思ったように取れなかったらって? そのときは、学会エントリーをキャンセルするしかないですね。でも、そのようなことは信用を落とすことになるので、頑張ってやるしかありません。時間を要する実験は確かにあります。本当は見込みでエントリーすることは禁じ手でしょうけど・・・Work in Progress っていっても、レベルとか進捗度はありますね。
 
 食堂での実験も、もう見慣れた風景となりました。本ブログの検索窓に“実験 食堂 音”と入力すると、確かに思い出の風景が出てきます(リンク)。毎度同じようなことをやっているんじゃないかって? そんなことはありません。確実に、変わっています。まぁ、それが筋がよい変化、悪い変化は別にして・・・。機能は確かに加わっています。有力アプリもそろそろ考えたいところです。

 片隅?にセッティングした状況


いよいよデータ取得というところかと。今回は、測位精度とともに、受信データのBERBit Error Rate)を測定します。
 
 
何をやっているかは分かりません。楽しそうに実験をしてくださいね。自分の意思でやっているわけだし・・・。まぁ、うまくいかないときは、そうも言ってられませんが・・・

順調にデータが取れているようです。私もやれやれです。
 

食堂なので、他の学科の先生も見に来ました。自動車システム開発工学科の平山先生です。わざわざポーズ?をとってくれました。



食堂の状況です。音楽も流れ、さすがに単なる雑踏以上の騒音環境です。これに耐えられれば、CEATECの会場でも問題ないでしょう。
 

 

 さきほどの検索結果から、食堂で最初に実験を行ったのは、20141月初めでした。もう、4年近く前のことなのです。学生諸君がきちんとバトンを繋いできたことが分かります。今後もそうなってほしいです。新たなネタも考えなければなりません。

2015年6月19日金曜日

教員が食堂でスマホ?

すみません。そのタイミングの写真はありません。が、事実はそうなんです。


実験準備中のM1の金田君と卒研生の飯塚君。分かりづらいですが、手前の三脚に固定されたものがスマホです。スマホの内蔵スピーカから音を出して、その受信特性(正確には、音の伝搬時間)を測定している実験です。


例によって、M2の村田君もいます。このような風景は以前もあったよな(リンク)、とご指摘があると嬉しいです。確かにどちらのシーンもスマホから音を出しています。何が違うのかって?そうなんです。出している音が違っています。次の括弧内は読み飛ばしください。(以前は、単なるバースト的な音の送信、今回はスペクトル拡散した音の送信です)先日、村田君が学会で発表しましたが(リンク)、それを実システムとして構築していくための基本実験です。研究室を挙げて取り組んでいる!!!???ので、各要素の担当者が総出でやっています。

 
食堂の様子。食堂で行う意味は、騒音環境下での実験データ取得のためです。

私も単なる知識であったものが、学生諸君の実験に立ち会うことによって、体験をすることができる貴重なチャンスです。確かに先生とは呼ばれているものの、単なる書籍や伝聞から得た知識だけ、ってゆーようなことも多いです。このような機会を利用して、自分自身も真の意味で体感、経験したいと思っています。その意味で、私も学生諸君と同じ仲間の一人としてやっています。

2014年12月28日日曜日

冬休み前の実験

 報告が遅くなりました。時は12月25日、ひたひたと冬休みが近づいています。嬉しいじゃありませんか!!! 一方で、困るってゆー人もいます。その状況の一例をここで、紹介します。


 昼休みの食堂の猥雑さ、というか騒音環境を利用した実験のもようです。何故、そんな場所でやるかって? 開発システムの利用環境として、そのような場所を想定しているのであれば、実際にその場で検証することは必須ですよね。静かな研究室(そうでもないか。特に、TT研のT*k*h*sh*君が来ると(^ ^))だけでやってもNGです。そーゆーわけで。


セットアップ中のB4金田君とM1村田君。何をやろうとしているのかって? そうなんです。食堂の雑音環境から所定の“音”のみを抽出する実験をやろうとしています。「スマホからの音の抽出はやっていたよね」、(リンク)という読者の方は、実にするどいです。今回は、他(”指パッチン”その他、金田君からはFinger ****(失念)と教わりました)の音の抽出や以前に行っていたハードの回路での処理からソフトウェアでの処理を適用しています。
 

 
食堂の全景(でもいないか)です。この雑音に、スピーカから音楽等が流れ、時に80デシベルを越える状態になります。CEATECの会場にも引けをとらないレベルですね。もっとも、コンパニオンさんの声はありません。ちなみに、本食堂はステーキ定食が自慢のメニューです。コストパフォーマンスは極めて高いです。

 
スマホからの音で確認する両君。そうですよね。まず、出来るはずのことで確認することから始めることは、当然ですね。それができないようだと、先のことはできるはずはないです。そのときは、基本的な考え方や実験系のセットアップに間違いがあるということになるのでしょう。


 その後の解析結果はどうだったのでしょうか? まず、実験結果をまとめること、次にその結果を受けた対応の検討ということになりましょうか? お正月は、よい夢を見られそうですか? 結果次第かも知れませんが、地道に課題解決しながらやっていってください。

 

2014年1月9日木曜日

大学至るところ場所あり

 人間到る処青山あり (じんかん、いたるところせいざんあり)をもじっています。私が高校時代に国語で学んだ言葉で、“じんかん”なのか“にんげん”なのか改めて確認してしまいました。両方あるようですが、“じんかん”が圧倒的に多いようです。

何が言いたいのかって?実はですね。そうなんです(分かってほしいな)。今回は、実験は何も研究室内だけでやるものではない、という実例を示したいと思います。


実験風景です。右に見える村田君がスマートフォンを持って、そのスピーカから高い周波数の音を出しています。これを左の屋良君の前にある受信機で、その周波数の受信特性を調べているところです。先日、オシロスコープを用いた研究の紹介がありましたが(リンク)、ここでもそれが使われています。情報って言っても、パソコンだけではないです。場所は、昼食時の食堂です。

何故、そのような場所でわざわざやっているのかって? うるさい場所でやることに意味があります。実際にうるさくて騒音レベルは80dBで前後していました。要するにスマートフォンから出している特殊な音が周囲の騒音でかき消されることなく、受信できるかってゆーよーなことを調べていました。

ここでは、スマートフォンから20kHzに近い音を出していました。20kHzの音が聞こえる人はほとんどいません。年齢とともに聞こえる音の周波数は低くなります。私は、なんと13kHzの音が聞こえず、学生に同情されてしまいました(泣)。
学生諸君たちとは2月か3月に体力的な勝負で決着をつける約束をしています。もちろん、その結果は本ブログに掲載します。お楽しみに。

撤収作業に入るご両人。無事、目的としたデータは取得できました。相変わらず食堂はうるさかったですが、このような実験には相応しい場所と言えます。学外のレストランでは、ちょっとできませんね。混雑時ならなおさらです。


何が言いたいのかって? 大学は、多くの人(ボランティアになってくれる)がいる、いろいろな場所(本学には横浜スタジアムと同じ仕様の球場もあります)や他分野の研究をしている人が近くにいて、研究や実験環境には事欠かない、ということです。このように、公共の場所ではなかなかできないようなことも、意外と簡単にできてしまうことは有難いことです。このような利点を活かして何かをやっていくことができれば、といつも思っています。思っているだけで、思い浮かばないのが残念ではありますが・・・。思いついた方は遠慮なく、申し出てほしいです。

2015年12月6日日曜日

テレビ出演のその後

 修士2年の村田君がテレビ(TBS 未来の起源)に出演することは、以前の記事で紹介しましたが(リンク)、今回の記事は、それからの進捗ということで・・・


こちらが、彼がアップとなったシーン。最初のシーンは、主役をはる俳優でもなかなかないショットだと思いませんか?下のシーンも何だか偉そうに見えます(^_^)。


共同研究者の修士1年の金田君とのツーショット。これも放映されました。何年か後にこの写真をみたとき、彼らの胸にはどのような思いが去来するのでしょうか? その意味でもこのブログには意味があると思います。



こちらも番組でのシーンです。このときは、確認実験と言うことで、まだ音源のスマートフォンと音を検出するセンサーの距離は1mもなかったです。でも、このフレームを考え付くのも簡単なようで、そんなに簡単ではなかったです。今年3月に卒業した屋良君と、現M2の法月君とホームセンターに行ったとき、閃きました。


さて、これは金曜日、すなわち4日の状況。場所は第一食堂です。テントを組み立てています(リンク)。


設定完了して、静穏環境下でのデータ取得のときのもようと思われます。データ取得にそれなりの時間を要しています。この時間間隔を短くするのは、次の課題です。ねー、金田君。
左は3年生の早川君。このような機会を有効に使って、先輩から吸収していってね。研究室は授業のような形で教えることはほとんどない、研究(といえるレベルかは疑問)には教科書はないことから、学部で成績がよかったら研究室でも優秀という保証はないです。自分から積極的に吸収していくことが大切です。会社と全く同じです。


学生課、管財課に食堂のスペースの利用の許可をもらって行っています。実験中という看板を出しました。


いよいよ騒音環境下でのデータ取得です。ランチライムの雑踏の音、スピーカからの音楽など、音を用いた測位システムにとって過酷な環境での評価実験です。騒音レベルは、80dBを超えていました。


 無事、データ取得を終えました。第三世代の携帯電話システムは、「スペクトル拡散を用いているので妨害電波に強い(もちろん、事実だけではなく、その理由を説明しています)」なんて頭の知識で偉そうに学生に講義していますが、この実験で改めてその事実が確認できました。体感による再確認の快感は確かにありますね。彼らも感動?していると思います。理屈の世界だったものが、実際に自分たちの力で実現、体感できることに。このような努力の継続とその達成による快感を、私も今後も学生諸君と共有したいと思います。

2014年9月12日金曜日

無事終了しました(NGMAST2014発表編)

 10日(水)から3日間の予定で、英国のOxfordで開催のNGMAST2014リンク)に修士課程1年の村田翔太郎君が参加、発表しました。NGMASTは、その名のとおり、スマートフォンで代表されるモバイル関係の毎年欧州で開催される今年で8回目を迎える国際会議です。参加者は欧州の大学、企業の方が中心です。

会場がある街、Oxfordに到着したのは、発表前日9日(火)の夜。結構、疲れが見えますね。


会場であるST . ANTONY’S COLLEGEの前で。ちなみに、OXFORD大学(University of Oxford)と呼ばれる大学はなく、このST . ANTONY’S COLLEGEなど40程度の大学を総称して、そのように言っているようです。多くの大学が隣接しており、当然ながら大きな看板みたいなものはないので、たどり着くときはちょっとトラブりました。


昼食休憩時に、大学の中を散策しました。写真の建物は何なのか不明ですが、とにかく由緒のありそうな建物群に囲まれていました。歴史の深さを感じずにはいられませんでした。

彼の論文の発表タイトルは、「Accurate Indoor Positioning System using Near-Ultrasonic Sound from a Smartphone」です。以前、食堂で実験して発表したものの発展版です(リンク)。
 

さて、いよいよ発表です。発表中の村田君。カメラで説明中のOHPを撮影している人もいますね。興味を持っていただいているようです。これまで超音波送信機という特別な機器を用いていたものをスマートフォンからの発生音で実現するもので、その副作用のために新たに発生する問題を解決し、確認評価した結果を発表しています。
 
とにかく、初めての国際学会ということで緊張したとのことです。私からは、「学会発表で死んだ人は見たことがない。卒倒した人もいない。失禁した人もいない。」とエンカレッジしました。


最後尾から撮影したものです。30名ほどの聴講者がいました。同時並行して別のセッションも開催されています。十分な集客?です。ホットな研究領域であることが確認されます(大いなる自己満足)。


アップ写真です。原稿を見たり、OHPを見たりしながら発表しました。落ち着いて発表していました。原稿を読む場合は、どうしても早口、間がなくなるものですが(その場合は、間抜け、と言われます)、そのようなことはありませんでした。合格点を付与できます。


その日の終了後は翌日のバンケットが行われる会場の場所確認を兼ねて、市の中心街へ散策。サマータイムなので、この時期でも8時くらいまでは明るいです。観光者にとっては、非常に嬉しいですね。


ほっとした表情の村田君。この発表までには、英語の問題を含め(入国審査もでしたね)、非常に多くのことがあったと思います。それを克服して、このような発表まで行ったことは、必ず自分の成長につながっているはずです(そう信じないとやれないことも事実)。


 ということで、決して大本営発表ではない発表報告です。研究室の成果は、学生と教員の共同作業の賜物である、というのはほとんどの教員の思いだと思います。頑張る学生、努力する学生がいればこそ、教員も刺激を受けるとともに、義務感?によって「どげんかせんといかん!!!」となって、このような仕儀に相成るのです。


付録
 例によって、学会恒例のバンケットの一コマ(というわけではないですが、この学会は比較的小規模な学会であることもあり、着席形式でバンケットが開催されます)。
主催者側が、そのエリアのもっともよい場所に案内してくれるのが通常です。“おもてなし”は日本の専売特許というわけではありません。

  大失敗がありました。メニューからRoasted BeeXXとXXXX Chikenの選択があったのですが、何気なくRoasted BeeXXを選択しました。BeeXXは、Beefではなく、よく見るとBeetsでした。俺のビーフの皿がこないな、っていうようなつぶやきに、隣の方が「今食べているのがそれだよ。ベジタリアン向きの料理です。」と親切?に教えてくれました。顔は笑っていましたが、目には同情の雰囲気がありました。まぁ、かえって盛り上がったからいいか。受けを狙ったわけではないけど。


2011年11月26日土曜日

11月26日 オープンキャンパス

11月26日(土曜日)は、今年度5回目のオープンキャンパスでした。
今回も天候に恵まれ、訪問された方も寒さを感じなかったのではないでしょうか。
今回のオープンキャンパスのテーマは、

   「自己推薦・一般入試対策~入試直前、本番に備えよう!
                          
でした。情報学部棟12階メディアホールで、大学概要ガイダンス、自己推薦入試ガイダンス、一般・センター方式入試ガイダンス等が行われました。また研究室公開、情報工学科の相談コーナー、ソフト作成体験講座も開催されました。

大学概要ガイダンスでは、大学の施設や現状、将来像などが
説明されました。
自己推薦入試ガイダンスでは、手続きなどの説明が行われ
ました。 また適性検査の過去3年分の問題集が配布されました。
一般・センター方式入試ガイダンスでは,入試日程などの
説明が行われ「赤本」が配布されました。
情報工学科の相談コーナーは五百蔵先生が担当され、
情報工学科に関するあらゆる相談の窓口が設けられました。

今回の研究室公開は8階の松本研究室です。「データマイニングにより無限の可能性を発見しよう!」と題して,研究が公開されました。

研究内容の説明の他に、高校生からは「研究室の数は?、食堂の数や内容は?、体育の授業はある?、大学生活の雰囲気は?、研究室はいつ頃決める?、通学バスの時間や本数は?、毎日学校に来なければいけない?、入学案内のパンフレットの研究室紹介は役に立つ?、履修する授業はどのように決める?サークル・部活動はある?」など、多数の質問がありました。


1階ソフトウエア工房では、大学院生・4年生が4つの研究テーマを説明しました。「MIDI楽器の演奏情報を用いた楽器検索システム」、「自己組織化マップを用いたバイオメトリクス認証」、「スマートフォンを利用した屋内での位置情報取得システム」、「QRコードを使ったナビゲーションシステム」が紹介されました。

高校生からは、「演奏の音がはずれた場合は認識できる?、どのような就職先がある?、コンピュータグラフィックは何科?、情報メディア科との違いは?」などの質問がありました。
 バイオメトリクス認証・自己組織化マップを説明する大学院生。
音声をフーリエ変換し特徴を抽出して本人確認する(生体認証)
のだそうです。 高校生からは「カゼをひいた場合は?」などの
質問がありました。

5階ソフト実験室では、稲葉先生によるソフト作成体験講座が行われました。題目は、
  ビジュアルプログラミングによるアプリケーション作成体験講座
  ~ビジュアルプログラミングでストップウオッチを作ってみよう~
でした。保護者の方にも一緒に受講していただきました。体験講座の前の空き時間には、「授業の内容や雰囲気、通学方法や学校の様子」などの質問がありました。
講義は、実際にパソコンを操作しながら行います。
作成したプログラムは、特製CD-ROMに焼いて
配布されました。 
本日は、神奈川工科大学オープンキャンパスへ御来校いただきありがとうございました。