ある先生が、自分の印象に残った新聞記事を切り抜いたものを研究室前に貼っている記事を書かせていただきました(リンク)。
切抜きの中に、エッセイストの岸本葉子さんのインタビュー記事があります。
母校である横浜国立大学の付属中学の先生と神奈川県立湘南高校の先生の、お二人の言葉を心に留めているエピソードを交えた話です。私はこの記事を すごく気に入っています。紹介すると、ほぼその新聞記事を全引用してしまうのではないかと思うくらい、簡潔で示唆に富んだ良い記事です。
■重要なのは、やるかやらないか
岸本葉子さんの母校である湘南高校の先生の言葉が冒頭にあります。
『うちの子はやればできる、やらないだけ』と言う親がいるが、それは違う。勉強というのは『やるか、やらないか』だ。まさしくその通りです。このような人は、同業の方(物を書く仕事をされている方)にも多いようです。
「書く気になればいつでも書ける」「本当はもっとすごい仕事が出来る」。目の前の仕事を軽んじ、まだ形にしていない仕事を誇るのです。そして、岸本葉子さんは、『聞くたびに佐藤先生の言葉を思い出し、「自分は絶対に言うまい」と与えられた仕事に徹することを心がけました。』と自分を律しているようです。
オープンキャンパスなどで本学に来た際には、この記事をはじめ、色々な記事を読んでみてください。情報学部棟の8階です。
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