2011年3月22日火曜日

行き先表示板

研究室の入り口には、行き先表示板と呼ばれる、誰が何処にいるかが分かるボードがおかれていることが多いです。私は要らないと思うのですが、学生さんに聞くとあると便利と言います。

研究室前の行き先表示板の例
  学生の自主性に任せて作らせていたら、名前の書かれたマグネットが下の左側の写真のような出来栄えになっています。字の大きさ、シールのはみ出し具合など、あまりにもひどい出来栄えです。しかも作っていない人もいるという有様です。

学生が作ったマグネット(左側)と教員が作ったマグネット(右側)
  あまりにもひどい出来栄えなので、来年度用は私(教員)が作りました。私が作ると、以下の箇条書きの点を考慮し、出来栄えは上の写真の右側のようになります。
  • 磁石にはみ出ない範囲で、一番大きい字にする。デプラの幅も同様に気をつける。
  • シールの角を丸めて剥がれにくくする
  • 苗字が同じ人に対して、名前だけバージョン、苗字と名前混合バージョンを作り、どちらが使いやすそうか比べる
私(先生)が作ったマグネットを見て、再来年の学生は綺麗に作って欲しいという願いを込めています。つまり「来年度の卒研生受入準備であるとともに、再来年度の卒研生への指導の一環」になっています。また、注意点を箇条書きにしているのも、「こういったところに気をつけてね」という教育的指導の意味を込めて書いています。
現在春休みですが、大学教員は、こういった細かい作業や心配りをして過ごしています (T_T)。定型作業で迎え入れられれば楽なのですが、最近の学生さんの多様化に対応するために、色々思案しています。
マグネットを作った後は、ボードの出来栄えも気になりました。もしボードを作り直すことがあったら、ブログで報告したいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿