電子情報通信学会 研究会にて発表

３月３日から４日にかけて，電子情報通信学会スマートインフォメディアシステム研究会が東京都市大学で開催されました．全体で１９件の発表があり，うち本学科から２件の発表を行いました．

• 高周波数成分を保存するカラー映像拡大法のFPGAへの実装
  鈴木達広・木村誠聡（神奈川工科大）
• 改良した雑音情報を用いた混合雑音重畳画像からのエッジ抽出法
  石井 聡・木村誠聡（神奈川工科大）・田口 亮（東京都市大）

発表した石井君と鈴木君（ともに情報工学専攻 修士課程1年）にその感想を書いてもらいました．

～～石井君～～
私は先日の学会で，自分の修士論文の基幹になる研究の発表を行いました．学会発表は学部の頃からしており，今回で5回目の発表ですが，私にとって学会発 表は，他大学の先生からの質問やコメントが怖くもあり，楽しみでもあったりします．それは様々な観点からのアプローチに気付ける事で研究が進むからです． また学会では他大学の先生や学生の発表が非常に勉強になるため，自分の発表だけでなく他の人の発表も楽しみにしています．自分の発表では如何にわかりやす く発表資料を作るか，図や式はわかりやすく書けているかを自問自答しながら作ります．他の人の発表から疑問や自分なりのアプローチを思いつくこともあり， また懇親会ではそれを話しのきっかけに，他大学の先生や学生と交流を深めました。懇親会も学会の楽しみの一つです．

～～鈴木君～～
発表は初日の3月3日で、内容はLSIの実装についての報告を行いました。学会での発表は初の体験であり、その日の最初の発表であったため勝手がわから ず緊張しました。しかし、これまでの発表練習の積み重ねもあり、大きな失敗もなく発表を行うことができました。その後の質問時間では予想外の質問などもあ り、見る人がどこに着目するかの参考になりました。また、他の方の発表は様々なバリエーションがあり、話のうまさに感心しました。今後また発表を行えるよ う研究を進めていきたいです。