2012年8月31日金曜日

避難訓練になぜこんな機器が必要なの?

【追記 2012-9-3】本件の避難モデリングとシミュレーションについて、国際会議ITS2012(開催地:Perth)で論文発表することになりました。ただし、下記で取得予定のデータは反映できません。間に合いませんので別の機会に発表します。)

後期がまもなく始まります。9月8日は卒研の中間発表会ですが、その途中で、もう一つ、イベントがあります。全学避難訓練です。避難の状況に関するいくつかのデータを得るために、図のような機器の準備をしました。しかし、なんでそんなに凝るのでしょうか?

避難のモデリングとシミュレーションをやっているためです。その実用性を高めるためには、実測データが必要になるのです。実測データをどのように生かすかということ自体も自明ではなく、良く検討する必要があります。
でも、とにかく、誰もやりそうもない実験をやることは楽しいものです。研究室の学生諸君にも応援してもらうことになっています。

(どんな機器なのかは、下図をクリックし、拡大して見てください。何をやろうとしているかは、ご想像いただけると思います。ここで使っているNFCタグとその関連Androidアプリケーションの可能性はまだまだあるように思います。)


2012年8月30日木曜日

鳥人間コンテスト優勝。しかも歴代最高記録


神奈川工科大学が鳥人間コンテスト滑空機部門で優勝しました。しかも歴代最高記録の501.38メートルです。公式記録はこちらをご覧ください(リンク)。

チーム名は「みたかもばら×神奈川工科大学」で、本学のWebページによると、本学の純粋なチームではないようです。

今年は、「みたか+もばらアドベンチャーグループ」と、本学のサークル「新鳥人間プロジェクト」のメンバーおよびOBの合同チームで参加しました。機体製作等の作業は、神奈川工科大学ものづくり専用施設「KAIT工房」で行い、また、今年6月に人工芝化された本学グランドにてテスト飛行を行ってきました。晴天、猛暑の中、大会本番では素晴らしい飛行がなされました。
KAIT工房の説明はリンクをクリックしてください。

皆さんは番組をご覧になりましたか? 滑空機部門の暫定順位がテレビ画面に映ったとき、私はびっくりしました。200m越えしているチームは6チーム、300m越えしているチームが3チームです。鳥人間を見るのは久しぶりなんですが、滑空機って例年こんなに飛んでましたっけ? 激戦です。


滑走路で、パイロットの大木さんが紹介されているときに、右隣に映っているのは、SDN48の芹菜さんですね。SDN48は、去年、神奈川工科大学の学園祭に来てくれました (^_^)。


放送の次の日、研究室で、「鳥人間コンテスト」が話題になっていました。多くの人が見ているようです。

前回のブログ記事(リンク)も週間ランキングで2位になるほど、読まれているようです。

週間ランキングで2位です

松森果林先生のTV出演 ~めざせ!日本語・手話CG自動翻訳~

NHKの番組で「ろうを生きる。難聴を生きる」という番組があります。 この番組は基本的に1話完結で、様々なトピックが語られます。この番組ですが、神奈川工科大学の非常勤講師の松森果林先生が司会を務められたことが何度かあります(NHKの番組情報を「松森果林」で検索)。このブログでも紹介させていただきました。
  •  松森果林先生がTV出演 ~イグ・ノーベル賞と聴覚障害者~ (リンク

8月12日と、8月17日に、松森果林先生が司会を務める「めざせ!日本語・手話CG自動翻訳」という番組(トピック)が放送されました。これは再放送です。これからも何度か再放送すると思うので、興味のある人は見てください。CGは元々情報の技術ですし、情報工学科では、(カラー手袋を使った)指文字認識などの研究がおこなわれていますので、情報工学科にも近い分野です。

IT技術を使って、聴覚や視覚の不自由な人を支援する機器というのは、非常に大事で、IT技術の進歩と一緒に、成長していく分野だと思います。情報工学科では、より良いIT支援を実現するために頑張っています (^_^)。

2012年8月29日水曜日

無料のご飯

大学内でコンパやパーティが行われることが良くあります。料理が足らないのは悲しいので、料理は少し多めに用意されます。多めに用意すると、余ってしまうことがあります。でも、捨てるのはもったいないです。このようなとき、研究室で研究をしている学生に声がかけられます。

一生懸命研究をしているご褒美ですね (^_^)。

持ち帰れるように、プラスチックの容器に移し替えます。研究室に常備しているお皿に載せ替えたりもします。

料理をプラスチックの容器やお皿に移していきます


運びきれないので、台車を用意しました。ジュースも大量にいただきました。2段の台車で、両方運びます。

2段の台車で運びます。
今回はいつになく、大量の料理にありつけました。戦利品を前に記念撮影です。
料理を前に記念撮影です

昼ご飯を食べ損ねた学生が、早速食べます。
早速食べます。

残りは夜ご飯として、全員で頂きました。とても食べきれる量じゃないかと思いましたが、難なく平らげてしまいました。

女子高生に居酒屋で面接

とある先生が居酒屋で飲んでいました。従業員がお客様の目の前で作ってくれる料理を頼みました。作りに来てくれたのは、来月お誕生日を迎える高校2年生の従業員の方でした。せっかくなので記念撮影もさせていただきました。

従業員の方(女子高生)と記念撮影です
留学のためのお金をためていることや、留学先などなど、色々お話を聞きました。質問しているうちに、入試面接っぽくなってしまうのは、職業病ですかね (^_^)。

2012年8月27日月曜日

鳥人間コンテストTV放送

大学のお知らせを見ていたら、「鳥人間コンテスト2012で躍動!! 8月27日(月)テレビ放送(予定) 」(リンク)という記事を見つけました。

神奈川工科大学は、以前から鳥人間コンテストに出場しています。私の知る限り、滑空機部門で2位になったこともあります。

今回も活躍してくれると思います。ぜひ皆さん見てください。



2012年8月25日土曜日

出身高校別の本学在学生数をAndroidアプリで!

本学の広報誌KAITには、出身高校別の在学者数が掲載されています。情報量としてはそれで良いのですが、操作性やデザインをもう少し向上させたいと思います。そこで、スマートフォンアプリ(Androidアプリケーション)を作成しました。

あなたの高校から来ている先輩の人数を調べます
本学には、全国の高校約1,270校から少なくとも一人以上の在学者がいます。
上図のように、まず、都道府県をリストから選択します。すると、その県の高校一覧が出ますので、出身校を選択します。直ちに、その高校の卒業生が、現在本学に何人在学しているかが分かります。

例えば、沖縄県八重山高校の場合です

音声案内」のボタンを押すと、”八重山高校からは、現在○○名が在学しています。”という、女性アナウンサーの声を聞くことができます。さらに、「地図表示」ボタンを押すと、八重山高校の所在地が地図で表示されます。


ボタンを押せば、直ぐにあなたの高校へ飛びます

オープンキャンパスで、高校生のみなさんが本学を訪れた際に、私はこのアプリケーションを片手に持って、皆さんとお話をしたいと思います。みなさんに親近感をもってもらうのに役立つように思います。

2012年8月22日水曜日

蒼あんな・れいなさんとKAIT夢コン

 今年も“KAIT夢コン”、無事終しま了した。その件は、既に過去のブログでも報告させていただきました(リンクなど4件)。このタイトルで、ブログを書くのは2回目(過去の記事は、こちら)ですが、嬉しい気持ちで書かせていただいています。

 第1回目の去年に引き続き、今年も蒼あんな・れいなさんにKAIT夢コンのイメージキャラクターと特別審査員を引き受けていただきました。

彼女たちのブログにもKAIT夢コンは載せていただきました。
コンテスト実施前のブログはこちら
コンテスト実施後のブログはこちら


以下、時系列形式で・・・、まとまりがないのはご容赦。

このコンテストのイメージにぴったりのお二人です。明るくて聡明、そしてどの参加者とも親しく接してくれます。

発表の高校生に質問とコメントをされるあんなさん。単なる美形アイドルとの違いが発言に出ます。NHKEテレのレギュラーだったり(NHKのコメディ番組にも出ていました)、毎週放送されている科学技術情報番組のレギュラーであることが納得できます。いろいろレギュラーで出ているようなのですが、私はあまりテレビを見ていないので・・・(申し訳ありません)。

同じく発言中のれいなさん。本当に聡明で、出場者を含め周りの方々に対して思いやりのあるご姉妹です。

会場の全景です。出場者だけではなく、ご指導の先生や保護者の方、学校の仲間も来てくれました。300人収容のホールもこれ以上詰めると苦しいです。

休憩時間には、このように発表してくれた高校生やそのお友達と気さくに記念写真撮影に応じてくれました。ある高校の先生は、「地方から出てきた生徒たちにとって、タレントさんとお話、記念撮影もできたこと、本当によい思い出になりました」とコメントしてくださいました。こういうコメントをいただくと、裏方としての苦労も報われたと感じます。

表彰者を決定する最終審査会の前にリラックスするお二人。お人柄どおりの温かい、そして穏やかな雰囲気が滲み出ています。

審査員のお一人である神奈川県教育委員会の先生と談笑するれいなさん。いい雰囲気ですね。どのような話題でお話をされていたのでしょうか?教育委員会の先生も楽しそうです。話題も豊富なことが窺えます。

プロジェクターで投影している審査結果の得点一覧を真剣に見つめるお二人。学長をはじめ、他の審査員の方もマジで見つめています。

(見苦しいものを挿入します)プロジェクター投影している担当学生。準決勝プログラム作成、審査シート準備、得点集計、その他もろもろを担当してくれました。審査担当教員の至らなさを機転を利かせて、対応してくれました。感謝!!!

特別審査員として、特別審査員賞を決定、発表、授与するお二人。特別審査員賞の決定は彼女たちの専制?事項です。

参加者全員の集合写真。参加してくれた方々にとって、思い出に残る1日になったことを祈って。

コンテストの裏方を担当した某研究室の学生諸君との記念撮影。学生にとっても記念の1枚になるはずです。蒼さんご姉妹がいるからこそ、彼らも頑張っていることは否定できません(というか、断言できます)。「学生だけではなく、あんたもでしょ。」という陰口が聞こえます(事実なので、反論できない自分が悔しいです)。

お帰りの場面。左手の茶色いズボンの方が、事務所の社長です。このような業界の方とは思えない(変な先入観?)、堅実、謙虚な方です。タレントさんの適性を考えた仕事の割り振りや社員教育ならぬタレントさんの資質を伸ばしていくことなど、日々の苦労も大きいと思います。このコンテストは、社長の好意的な姿勢に支えられているのも事実です。ここに、改めて謝意を表したいと思います。


いろいろ準備や当日の運営など大変なことも多いですが、やはり、コンテスト実施の意義は大きいと感じます。参加してくれた中学、高校生やご指導の先生、保護者の方々と我々大学の双方にとって、今後もより実りあるコンテストとして継続、発展していきたいと考えています。高校や中学校の教育や課外活動のお役に立つこと(体育系と異なり文科系の大会は少ないようです)、大きな可能性のある生徒さんのIT(情報技術)に関する興味を喚起することが我々の目的です。今後もコンテストと蒼あんな・れいなさんを応援してください。

2012年8月21日火曜日

全国高等学校情報処理選手権の表彰式がありました

全国高等学校情報処理選手権(リンク)という大会があります。この大会の表彰式は、毎年神奈川工科大学で行われています。

全国高等学校 情報処理選手権のチラシです
せっかく本学に来ていただいたので、表彰式だけでなく、大学内を見学してもらおうということになっています。そこで、それぞれ情報学部3学科の研究室を紹介しました。

卒研生(4年生)が研究内容の説明をしています
情報工学科の研究室で紹介されたのは、点字を使った文字入力装置です。 慣れるとフリック入力の1.5倍くらいの速さで入力できます。

点字による入力を試してもらっています

もう1個の研究テーマとして、「拡張現実」と「インタラクティブコンピューティング」と「プロジェクションマッピング」を組み合わせたテーマを紹介したかったのですが、高校生向けではありません (^_^;。そこで、高校生の皆さんに馴染みがあるようにと、「拡張現実」と「インタラクティブコンピューティング」を組み合わせたものを紹介しました。堅苦しいことを言っていますが、キネクトを使って「かめはめ波」を出すソフトの体験です(このソフトは自作ではありません m(_ _)m)。

 かめはめ波を出すのは意外と難しく、みなさん楽しんで取り組んでくれています。プライバシー保護のため、お顔にモザイクをかけさせていただいているので、皆さんが笑っているところが伝わりにくいのが残念です。












 研究室公開を見学した後は、懇親会です。本学12階のカフェテリアで食事を食べながら、歓談です。

12階のカフェテリアで食事をしながら歓談です
来年度も、高校生の皆さんの来校をお待ちしています。

やんべの夜市に行ってきました

大学に来るためにバスに乗ると、「やんべの夜市」というチラシが置いてあります。「やんべ」とは厚木の方言で「やろう!」という意味らしいです。

バスで配られていたチラシ
「厚木の3大食の名物登場」らしいです。これは行かないといけません (^_^)。日程は結構あり、7月6日から、8月18日までの金曜日と土曜日に、大体開いているようです。

というわけで、チャンスをうかがっていましたが、なかなか日程が合いません (T_T)。でついに、8月17日(金)に、やんべの夜市に行ってきました。会場は厚木公園です。

幟(のぼり)を撮影しました。風向きの関係で、公園から外の方向で取ることになってしまいました。

幟(のぼり)を撮影しました。
張り切りすぎまして、まだ時間が早く、明るいです。そのため、人もそれほど多くなかったです。
やんべの夜市の模様です(まだ時間が早いです)
厚木名物「鮎の塩焼き」、「厚木シロコロ・ホルモン」、「とん漬け」や、B-1グランプリで有名な「横手やきそば」などがありました。当然、生ビールもありましたよ (^_^)。

■追伸(その1)
 翌日の8月18日(土)にも行きました。トラブルがあり、到着が遅れてしまったため、片付けを始めているところでした (T_T)。
やんべの夜市の模様です(到着が遅すぎて片づけを始めています)

■追伸(その2)
 大学として地域貢献をすることを考えて、いろいろ頑張っています。厚木にはいろいろイベントがあるようですので、これからも色々参加していこうと思っています。次は「あつぎジャズナイト2012」ですね。8月23日と24日にあります。


■追伸(その3)
 厚木公園からは、本学のITエクステンションセンターの建物が見えるようです。iPhoneで撮影したので、画質が悪くて申し訳ないのですが、「KAIT」の文字が見えますか? 見えないという人は、是非、生で見てみてください。

iPhoneで拡大したので、画質が悪いです。「KAIT」のロゴが見えます


電子ロボと遊ぶアイデアコンテストが開催されました

情報学部棟12階のメディアホールでは、様々なイベントが行われますが、8月20日・21日と、「電子ロボと遊ぶアイデアコンテンスト」が開催されました。ホームエレクトロニクス開発学科とロボット・メカトロニクス学科の共催です。ビギナーコース(20日)とエキスパートコース(21日)とあり、エキスパートコースは、WRO(World Robot Olympiad) Japanの公式予選会にあたります。以下の写真は、21日のものです。

会場の全景。前方にAコート・Bコートと2つの競技場
びっしり会場が埋まる程の参加者
フルスクラッチで一からロボットを製作するのではなく、LEGO Mindstormsというロボット開発キットを使って、決められたルールに従った競技を行います。LEGO Mindstormsは、ソフトウェアとハードウェアのバランスが良く、優れたキットです。情報工学科の研究室でも、研究に使用しているところもあります。
LEGO Mindstormsで作られた各チームの自立型ロボット
今回は、「カラーキャリーロボ」ということで、「ベースエリアからスタートしたロボットが、フィールド上の4色のブロックで出来上がった直方枠4個を、指定された色ポールにはめ込む正確さと速さを競う」競技だそうです。
競技の様子
運営も司会も、本学の学生が中心となって行なっています。水色のポロシャツを着ているのが運営スタッフです。教員は、審査員として「見守って」いるという運営体制のようです。参加者、運営者ともに「熱い」一日となったのではないでしょうか。

実験のための「仕込み」

大学というと、最先端の研究をスマートに行なっているようなイメージ(^_^;)があると思いますが 、必ずしもそうではありません。何らかの実験を行うには、事前の準備(「仕込み」)が大切です。
腕に巻きつけるAndroid端末用ホルダーの導入
某研究室では、新たな機器を導入しての実験を計画しています。そのための前準備を行なっています。教員が先頭に立ち、率先して、実験の準備です。屋内ナビゲーションを行うための、ガイドラインとなるテープを廊下に引いています。こういう地道な「努力」があって、研究が行われ、「論文」へとつながって行くのですね。水鳥が優雅に水面を滑走しているその水面下では、必死に水かきを動かしているのと同じですね。
学生と一緒にテープを貼る
しばらく廊下にテープを貼りますので、ご迷惑をお掛けします。

2012年8月18日土曜日

オープンキャンパスが開催されました(8月18日)


8月18日にオープンキャンパスが開催されました。夏らしい雲が広がる良いお天気でした(途中、スコールのような一時的な雨がありましたが)。
後で紹介する辻研究室からの風景です
  
「授業体験「実験・実習を体験。大学の授業を実感しよう!」

――――この夏、未来へ向かってスタートダッシュ!―――――


 大学概要ガイダンス、学科相談コーナー、系統別ガイダンス、女子限定企画・Girl’s Program、ソフトウエア工房、体験授業、研究室公開・辻研究室、究室公開・大塚研究室、保護者対象説明会などが行われました。

○ 大学概要ガイダンス
 神奈川工科大学の全体像についての説明がありました。下の写真では暗くて分かりにくいかもしれませんが、非常に多くの人が聞いてくれています。下の写真は、ちょうど「年々志願者数が順調に増えています」という説明をしているところです。

「年々志願者数が順調に増えています」

     学科相談コーナー 
学科への質問、疑問点などを教員が直接、答えさせていただきました。今回の質問者はバラエティーに富んでいました。高校1年生からは、「情報って何?」という質問がありました。まだ1年生なので、良く知らないようでしたが、説明すると情報分野に非常に興味を持ってくれたようです。次の質問者は「スカラーシップを取るにはどうしたらよいの?」 です。その次の質問者は社会人経験者でした。「大学に入りなおして、きちんと情報を勉強しなおしたい」ということでした。

学科別相談コーナーです
(プライバシー保護のため、お顔にはモザイクをかけさせていただきました)


○ 系統別学科案内
 情報系の3学科の特徴を紹介、学科選びのポイントの説明がありました。
大学入試資料が配布されました。
情報学部3学科の中で一番最初は情報工学科の説明でした。

一番最初は情報工学科の説明でした
「情報工学科は他の2学科と違い、分野の名前が学科名になっていません。これは何でもできるためです」という話をなさっていました。そのため「細かい進路を入学後に決めることも可能です」もおっしゃられていました。
情報工学科は何でもアリ(様々な分野ができる)という説明をしていました。


○研究室公開・辻研究室
 辻研究室です。
辻研究室の入り口です
研究室の学生が作ったフライトシミュレーターを触ることができます。飛ぶ場所は本学の敷地内です!!。
情報学部棟目指して飛んでいます!
パネルを使って「動画像からピクトグラムを抽出する」研究の紹介をしています。下の写真に見える手前のパソコンでデモも見せています。
パネルを使って研究の説明をしています


○研究室公開・大塚研究室
 大塚研究室では、農家のためのインターネット直販サイト構築に関する研究や太陽光パネルを用いたデータ収集とその低コスト化などの研究を紹介しました。その他、6個のモニターを繋げた大画面の例や、大画面のタブレットPCの体験もあります。

6個のモニターをつなげた、大画面で高校生に説明しています。
24インチのタブレットPCを触っています。


〇体験授業:「スクラッチ」を利用したマウスによるゲーム作成体験

 ゲーム作りに興味のある高校生は多いようです。おかげさまで大盛況でした。受付の早い段階で、満員御礼となりました。聞きたいけど聞けなかった人は申し訳ありませんでした m(_ _)m。
大盛況(満員御礼)です
実際に動かしているところを見せています

〇体験授業:ユビキタス技術で実現する便利な暮らし

 こちらは座学形式の模擬授業です。

 ユビキタスを知らない人のために少し説明を。ユビキタスは、コンピュータが至る所に見えない形で存在した状態、すなわちコンピュータを全く意識しない状態でサービスを提供する形式です。ユビキタス環境では、便利な暮らしが実現されそうですよね。今でもユビキタス化は進んでいます。例えば、今の車にはマイコンが10数個以上入っていると言われています。これがもっと発展した形です。

高校でもおなじみ、座学スタイルの授業です

みんな真剣に聞いてくれています
 ○女子限定企画・Girl’s Program
  「女子専用フロアの見学や、先輩女子とのフリートークなど、女子生徒さんのための企画」があります。僕は男性なので、この場所には入れません。写真は、前回のオープンキャンパスの記事から流用しました。
女子専用フロアの風景(再掲)

○研究・実験展示コーナー(ソフトウェア工房)
  学生が自由に学習・研究できる場所としてソフトウェア工房があります。この場所を使って、研究・実験展示を行いました。今回の出し物は、「AR技術を用いた暗証番号入力システム」、RICOH Java Challenge 2011に応募した「スマート管理ちゃん」、「バーコードを用いた蔵書検索システム(特許申請済み)」です。

3個のテーマとも、お客さんが来て、説明しています。
デモ装置も用意してあります

○保護者対象説明会 
ちょっと出遅れてしまい、中に入って写真が取れませんでした。ガラス越しに中を見てみましたが、100人弱の保護者の方がいるようです。

ガラス越しに中の様子を見てみました

前回のブログを参考にすると「学費奨学金、就職、ひとり暮らしの支援体制など、保護者の方にとって気になるポイントについて説明」があるようです。
「お子様と一緒に進路を考えていただく絶好の機会」(写真は再掲)
今は違うかもしれませんが、以前保護者(お母様)に聞いたところ、一番気になるのが、「勉強についていけるか」、「ちゃんとご飯を食べているか」だそうです。「ちゃんとご飯を食べているか」というのはお母さんならではの心配ですよね。本学は大学の近辺に寮がたくさんあります。一番近い寮は、立て直してアパートになっています。別棟に、食事を提供する建物があります。ですので、「アパートのようにプライバシーは守られ、寮のようにきちんとご飯は食べられる」最高の環境だと思います。ぜひ、ご検討ください。


本日は、オープンキャンパスにお越しいただきありがとうございます。