2014年7月16日水曜日

慶應義塾大学教授清木康先生の講演会が行なわれました

先に案内を行いました、慶應義塾大学教授清木康先生の講演会が7月10日(木)に行なわれました。

清木先生の講演タイトル
当日は、大勢の学部生・大学院生と教員が参加して盛況でした。演題は、「情報通信技術の未来: ビッグデータ分析と5次元世界地図の構想 —グローバル環境システムリーダープログラム(GESL)への応用—」と広範囲の内容の講演でした。前半では、「意味(semantic)」を扱うために多次元のベクトル空間へマップして同じ意味かどうかを比較する方法の説明と、今後重要になるSPA(Sensing, Processing, Analysis and Actuation)処理によるビッグデータの解析の事例の紹介を行なってくださいました。
より学生に近い位置での講演
また、実世界である3次元空間+時間の4次元に、さらに意味空間(Semantic Space)を加えた5次元の処理が重要になるということで、先生がJRと共同研究している「鉄道実空間と鉄道情報空空間」の事例の紹介もしていただけました。講演後の質疑応答で、一番質問が集まっていた話題です。
鉄道実空間と鉄道情報空間
後半は、慶應義塾大学大学院での「グローバル環境システムリーダー・プログラム(GESL)」を紹介してくださいました。メジャー・マイナー制度ということで、複数の専門にまたがり広い視野をもった大学院生を育ているそうです。
GESLの3本の柱
 そして、講演の後には、12階のカフェテリアで、参加した学生と教員が清木先生を囲んで意見交換会が行なわれました。ここでも活発な意見交換が行なわれました。心に残ったのは、「楽しくなければ研究ではない」という清木イズムでしょうか。
学生たちと気さくに談笑
教員とも活発な意見交換
一番右が主催の陳先生

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