今年は,新潟県の月岡温泉 ホテル泉慶で開催されています.ここは,3年前のDICOMO 2011の会場として予定されていたところですが,東日本大震災の影響で場所が変更となりました.そして,今年ようやく開催できることになったようです.
しかし,初日は新潟県を襲った豪雨により,新潟の在来線が全てストップしていました.東京駅から新幹線で新潟駅に着いたところでどうしようか考えていると,DICOMOの事務局からメールが届き,ホテルへの送迎バスが新潟駅に来てくれることになりました.良かったと思って安心していたのですが,メールに書かれていた新潟駅の南口行ってみると結構広く,バスのターミナルとタクシーや自家用車のターミナルがあって,どこで待っていればいいの?と迷ってしまいました.
あちこちうろうろしてしばらく探していると,それらしい団体(大学の先生っぽい人と学生っぽい人たち)を見つけました.跡をつけていくとバスが見つかりました.そこでマイクロバスに乗り込み,ホテルまで向かいました.皆さん遠方から来ているので,大きな荷物を膝の上に抱えながらの乗車となり結構大変でしたが,バスを手配してくださったことに感謝です.
電車が止まっていたため,多くの参加者の到着が遅れることになり,開会式が中止となりましたが,発表セッションは通常通り開始されました.事務局の方々は,対応に大変だったのではないかと思います.
本学科の研究室からは,以下の5件の学生発表があります(ありました).
- 屋良 朝克,シミュレーションによる超音波測位システムの測位誤差要因の検証
- 岩崎 改,高周波可聴音を用いた屋内測位に関する検討
- 村田 翔太郎,スマートフォンの非可聴音を用いた測位システムの開発と実現性の確認
- 星野 裕樹,オンライン配布資料へのノート機能自動付与ウェブシステムの構築と評価
- 仲濱 正大,DPCデータを用いた在院日数予測を行うWebアプリケーションの開発
1. “シミュレーションによる超音波測位システムの測位誤差要因の検証”に関する発表風景
2. “高周波可聴音を用いた屋内測位に関する検討”に関する発表風景
3 .“スマートフォンの非可聴音を用いた測位システムの開発と実現性の確認”に関する発表風景
4. “オンライン配布資料へのノート機能自動付与ウェブシステムの構築と評価”に関する発表風景
5. “DPCデータを用いた在院日数予測を行うWebアプリケーションの開発”に関する発表風景
DICOMOでは,通常の研究発表より質疑応答の時間が長く割り当てられているのが特徴です.通常5分程度ですが,8分間の時間が割り当てられています(以前は10分あったのですが,発表件数が増えたために8分になりました).そのため,いろいろな質問があります.自分の研究している技術的なことだけでなく,関連領域に関する知識もないと質問に適切に応答できません.すでに発表を終えた学生達は,それらも踏まえて応答できていましたので,しっかりと研究していることが聴講している人たちにも分かってもらえたと思います.
私は写真を撮っていないのですが,何人かの学生が発表風景を撮影していたので,入手できましたら掲載したいと思います.このシンポジウムは今日を含めてあと2日ありますので,これから発表する学生も頑張ってもらいたいと思います.
明日でこのシンポジウムは終了ですが,大型の台風8号が接近してきているので,今度は帰れるかも心配です.
追記(7月27日)
上記4の発表が,“ヤングリサーチャー賞”を受賞しましたので報告いたします.
こちらのページで,論文番号 7F-5 で掲載されています.
追記(7月27日)
上記4の発表が,“ヤングリサーチャー賞”を受賞しましたので報告いたします.
こちらのページで,論文番号 7F-5 で掲載されています.
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