最近、このブログで学生の実家の方が、樹脂加工の会社を経営していることを知りました(リンク)。岩崎樹脂加工さん(リンク)です。岩崎君は、隣の研究室の大学院2年の学生で、当研究室の学生と懇意にしてくれています(要するに、晩御飯をよく一緒に研究室で食べています)。技術全般に詳しく、また、器用に回路を作ったり、機器の修理もやってくれるので、当研究室のメンバーは彼に大変お世話になっています(単なる枕言葉ではなく、本当です)。
この情報は看過できません。さっそく、あるものを作ってもらいました。
これがそれです。傷一つない透明な箱のようですね。アクリル樹脂で製作された保護カバーです。保護するなら透明である必要はないんじゃないの?との質問はGoodです!!
これが保護している様子です。保護するという意味は、人との接触を防ぐ、と言う意味です。透明である理由が何となくご理解いただけたと思います。中の白いものは発電機で、向こうの円板はフライホイールです。要するに自転車のペダルを漕ぐことによって、発電機のシャフトがフライホイールと一緒に回転し、その回転で電力を発生させます。その回転の様子を見たいがための透明のアクリルケースです。当然ながら、興味本位でフライホールを触ろうとすることを防ぐことが一番の目的です。エビちゃんやお前が一番危ない、って言われても言い返せません。
ところで、何か赤白青のケーブルが飛び出ているけど・・・?と感じた読者の方は鋭いです。いろいろな事情があります。展示や実利用に供することは、簡単なことではありません。
CEATEC会場への輸送準備中につき、発電バイクの写真は撮れません。納入前の立ち合いに行った時の写真を転用します。
岩崎君は彼です。本ブログにも頻出します。また、記事も書いてくれる好青年です。周囲は、彼が今実験系を組んでいるシステムです。全て彼が手作りでソフトウェアから回路などのハードウェアもやっています。立派です。「先生の実験授業でマイコンへのプログラミングを習ったので、その知識をベースにやっています。」などと泣かせることを言ってくれます。会社でも偉くなりそうです(^_^)。
学生の保護者の方と何らかのつながりを持ちたい、という思いがつながった一例です。岩崎君が間に入っていろいろ確認してくれたので、エビちゃんも私も楽でした。本件のような事例を今後も積み重ねていきたいものです。
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