地震が原因で研究室の時計が落下して、時計の保護ガラスが割れました。針が剥き出しなので、このまま使いたくありません。時計を買い換えるのも選択肢としてありますが、保護ガラスが割れただけで、未だ電波を受信して正確に時を刻んでいます。これを捨てるのは勿体無いです。
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保護ガラスが割れた時計
(画像はイメージです) |
最初は、KAIT工房のレーザ加工機で保護板を作ろうと思いました。しかし、保護板の大きさがレーザ加工機の最大作業範囲を超えるため、自力で保護板を作るのは難しいことが分かりました。そのため今回は、
岩崎樹脂加工さんに保護板の製作を、お願いすることにしました。
岩崎樹脂加工さんは、実は私の実家です。今回は“息子対応”ということで、翌々日には保護板が到着しました。ありがとうございます。保護板には、傷が付かないように保護膜が張り付いています。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgBtWOUA8cUihmDzSni4WFzJcvt74U5AatSOrq1J3cQg9Nn9KpGbHxIemNwjdWArIRx1Z0DyNFOszTVkBeFWquHHA5oeJbhSYwG-KdFO4jE2m0N-7OQuxfcN7Vev1EEXAYhyphenhyphenUU394B4xS4V/s320/2.JPG) |
届いた保護板 |
保護膜を剥がしました。素材は、アクリルです。写真に写らないくらい透明度が高いです。アクリルは、その「透明度の高さ」や「頑丈さ」から水族館の水槽や戦闘機の風防(Canopy)などに使われています。このことから、有機ガラスとも呼ばれています。
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アクリルで作られた保護板 |
時計を分解して、新しい保護板を適用します。保護板は、ぴったり収まりました。新品同様です。保護板が、ガラスよりも、割れにくいアクリルに変わったので、むしろ新品より頑丈です。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjVkzHckuq8iFsrBir3qCgPtXFljw7ceVJYmINkQjkcPxEGZflA4NoO3GhaZJrR3tu00YrzHMm0XJpDDcaB32aHQrDrc1zFfg16tCo1khhENpwbX73obiuVUjjwmE6j0JZXyjmZmygjSyD6/s320/4.JPG) |
新しい保護板を適用する(1) |
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgb2LQhJ1Y4DAzNkI_C7TM3FCZMQ0PRSszauQdGZKr9gA81g6IgyUT0FM0XxZJijsHQt1I2GE3hNlx7EEZE4JEeCQrHRxXfxujgA31YRrVKm3wVeAAqZzUIWc2SA3acQgSZCw6CCD0fAWSS/s320/5.JPG) |
新しい保護板を適用する(2) |
生まれ変わった時計は、五百蔵研究室で再び時を刻み始めました。私は、デジタル時計よりもアナログ時計の方が好きなので、研究室の時計が復活して良かったです。
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復活した研究室の時計 |
学生さんからの投稿です。ありがとうございます。
また、研究室の時計の修理もありがとうございます。
素晴らしい技術と対応です。
返信削除実は、いま研究室で大きなアクリル製のカバー(中身が見えることが重要)が必要になっています。親友のエビちゃんが相談させていただくことになると思います。よろしくお願いします。