北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の内平先生の講演会が11月10日(月)に情報学部棟7階の情報工学科のセミナー室で行なわれました。内平先生のご専門の(聞きなれない言葉かもしれませんが)「イノベーション・デザイン」ということで、ご講演いただきました。
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JAIST 内平先生(腕時計が先進的です) |
イノベーション・デザインとは、「過去のイノベーションを分析すること(Analysis)も重要だが、現在においてイノベーションを実現すること(Synthesis)が最も重要」という立場から、「重要な問題を特定して、それを体系的に検討して、エレガントに解決策を生み出すこと」を目指すそうです。そのために、「デザイン思考手法」、「システム思考手法」、「ビジネスモデル手法」を用いてPDCAサイクルを回していくということを実践的な実例を含めて説明してくださいました。
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イノベーション・デザインについて |
学生も何人か参加していましたが、ちょっと難しかったかもしれません。
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神妙な面持ちで聞き入る学生達 |
紹介していただいた「デザイン思考」ということで、たとえ「紙」ででもプロタイプを素早く作成して、イメージを具体化・共有するといういうのは、4年生の卒業研究などでも有効な手法ではないかと思いました。プロトタイピングを素早く行えば、PDCAサイクルを早く回すことができるので、より良い製品・イノベーション・作品・論文が出来ますね。
神奈川工科大学情報工学科の皆様,今回はお招きありがとうございました.北陸先端科学技術大学院大学は,大学院だけの大学ですので,今後も継続して皆様との研究・教育での連携をお願いできれば幸いです.
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