http://www.android-group.jp/conference/abc2014s/
Bazaar会場風景 |
http://blog.cs.kanagawa-it.ac.jp/2013/03/android.html
今年は、これよりも少しは良いレポートにしたいと思って書いていますが、そうでもないかも知れません。それはともかく、今年のABCは、記念すべき第10回目となりました。この間に、Androidは世界的に劇的な進展をとげています。このあたりでさらに次の5年へ向けた展望を得るべく、そのキャッチフレーズも”Android Reborn!”です。基調講演3件、9並列×5タイムスロット=45の講演、約 70の団体/企業のバザール出展がありました。この中で、私が注目(というか的を絞って参加)したのは以下の3点です。
(1)Androidの最新技術と市場動向の一端を掴む
(2)Androidソフトウェア開発環境へのHTML5のインパクトを感じ取る
(3)近距離無線通信としてNFC以外に、Apple社のiBeacon関係の情報を得る
今回参加してみて、色々と参考になる点がありました。あまり詳しくは書けませんが(そうしようとすると時間がかかり過ぎますので)、以下に簡単に記します。
嶋是一理事長(左)と丸山不二夫名誉会長(右) |
次に(2)のHTML5関係です。これについては上記の丸山氏の講演にもありましたが、より具体的な事例として、Monacaという開発環境の講演を別途聴きました。聴講者も予想外に多く、関心の高まりを感じました。この講演では、AndroidとiPhone向けの同時開発に加えて、最近、PC向けのChrome Apps用のソフトも対象になったとのことで、そのデモもありました。また、Monacaでは、モバイルユーザインタフェースにはOnsen UIというものを独自のタグ<osn ... >で使っているとのことです。この講演には無かったのですが、バザール会場では、Niftyがmobile backendという無料の(一定制約下で)クラウドサービスの説明展示を行っていました。実は、Monacaとこのmobile backendサービスはすでに連携して使えるようになっており、ユーザ情報やログイン管理をmobile backend側に任せられます。これは有用だと感じました。
3番目の(3)近距離無線通信です。私はNFCを少しは使っているので関心があります。バザール会場の入口付近で、とてもちいさなNFCが置いてあり販売もしていました。さっそく買いました。下図のように指に載るサイズです。1個100円でしたが、これでも130バイトくらいデータを書き込めます。
バザール会場で購入したキュートなNFCタグ |
バザール会場で検知されたBeaconたち |
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