DEIMフォーラム(The 6th Forum on Data Engineering and Information Management)が3/3(月)~ 3/5(水)の3日間にわたって、兵庫県の淡路島で開催されました。DEIMフォーラムは、電子情報通信学会データ工学研究専門委員会、日本データベース学会、情報処理学会データベースシステム研究会の主催する合宿形式のワークショップで、データ工学と情報マネジメントに関する研究テーマの討論・意見交換がされます。詳細は こちらです。
情報工学科からは、陳研究室が1件、鷹野研究室が2件、大塚研究室が2件の研究発表が行われ、当研究室では、私と澤田君がこのフォーラムに参加し、研究室で取り組んでいる成果を発表しました。今回はインタラクティブセッションでのデモ発表と口頭発表を行いました。その時の発表の様子などを報告させていただきます。
発表タイトル:
・緊急時に稼働可能なクラウドサービスの構築手法
今回は、研究室で行われている研究活動の一部をまとめるためにフォーラムに参加しました。クラウドサービスの提供手法が研究テーマですが、具体的には、クラウドサービスの作成支援、スマートデバイスの利用方法、クラウドコンピューティングが中心になっています。研究では、スマートデバイスをサーバとして利用し、通常時には、普段サービスを提供しているサーバのバックアップサーバとして稼働させ、緊急時には、スマートデバイスでサービスを稼働できるクラウドサービスの構築手法を考案し、実現しています。
澤田拳士朗君(学部2年)
私たちのデモ発表は2日目に行われました。インタラクティブセッションでのデモ発表を澤田君が担当しました。
インタラクティブセッションでのデモ発表
澤田君は学部2年ということもあり、基本的にそばで見守っていました。厳しい質問が来るとき、私がサポートしました。
発表後の感想(澤田):
初めてのフォーラムということもあり、戸惑いや緊張をしてしまい、自分が思うように言えなかったり、言いたいことや伝えたいことがうまく伝わらなくてもどかしかったりして、フォーラムというものがどういうものか分かった気がしました。
フォーラムの後の交流会も他大学や企業の人がいて、公共の発表会というものを経験できて良かったと思っています。
あわ神とあわ姫
インタラクティブセッションは懇親会中に行われました。懇親会には淡路市のご当地ゆるキャラ「あわ神」と「あわ姫」も出席していました。
ナイトセッション
インタラクティブセッションが終わり、ナイトセッションに参加しました。『とある若手研究者の一日 ~君たちの未来がそこに見える?~』をテーマとして、研究者として活躍されている方が冗談を交えてご講演されていて、とても楽しい時間を過ごせました。このナイトセッションは、他の研究者との交流も行われていて、私が一番楽しみにしている時間でもあります。
口頭発表の様子(塩原)
口頭発表は3日目に私が担当しました。発表用のスライドを重ねて推敲、修正を行ない、前日までに頑張りました。それでも、本番中に緊張でうまく喋れませんでした。
発表後の感想(塩原):
その1:
DEIMフォーラムは今回で2回目の参加となりました。ポスターの作成、デモ環境の構築、口頭発表のスライドなど、事前準備には多くの時間がかかりました。しかし、デモ発表や口頭発表で研究内容を聞いて頂いた方にうまく伝えられ、「面白い研究だね」や「なるほど」といったコメントを頂いたとき、有意義な時間を過ごしていたのだと感じました。
その2:
大学の先生が元気ですね。ナイトセッションは、深夜まで続き、徹夜でご指導をされていました。それでも、次の日には、元気で会議に臨んで活躍されていました。私も体調管理をしっかりしないとついていけませんよ。
皆さんも機会があればぜひ参加してみてください。
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