ということで、今日の私の役割はお抱え運転手です。カーナビに言われるまま運転しました。私はカーナビの操作は一切していません。単なる運転要員です。
こんなところに着きました。来たときとルートは違うようです。カーナビは賢いので、渋滞を回避したルート検索をしているのだと思いました。万座毛と看板に書いていました。平成25年の11月に天皇皇后陛下がいらっしゃったようです(記念碑にそう書いてあったような)。
せっかくなので記念撮影をしました。中央の屋良君は高校まで沖縄にいたので、ガイドしてくれるかと思ったのですが、期待は裏切られました。首里城にも行ったことがないそうです。
万座ということで、カーナビは万座ビーチと勘違いしたようです。気がつくと、このような場所にいました。ビーチには誰もいません。彼らは水切り遊びをしていました。背景はあの有名な万座ビーチホテルなのでしょうか?
天気は曇り。気温も低く寒かったです。でも、海は綺麗でした。ベストシーズンは、さぞかし・・・と思わせてくれます。今度は、お互い別の人と来たいですね。
ナビは正常に動作し始めたようです。那覇に向かっているようです。人工知能機能付?のカーナビなのか、搭乗者のトイレ間隔もナビのパラメータになっているようで、トイレ休憩のためか停止命令が出ました。ちょっと覗いてみました。圧搾機と書かれています。何かを絞っているようです。少なくとも、トミーを絞るものではないようです。
絞られて出てきた汁(しる)を煮詰めて濃くしているようです。運転者、搭乗者のアイデアも絞って絞って絞って、そして煮詰める必要がある、ということをカーナビは示唆しているのだと思いました。賢いナビです。
煮詰めている水蒸気に囲まれる三人組。そのとき、私はおしゃぶりならぬ、久しぶりに歯ごたえを感じていました。さとうきびを噛んで搾り出していました。アイデアは搾り出せないのですが、甘い汁は絞り出せました。
カーナビの指示にしたがって止めたのですが・・・。そろそろ出ようとしたのですが、この有様です。右が我々が乗った車です。もっとゆっくりしなさい、というカーナビと沖縄の方々の暖かい気持ちと思いました。が、そうもしていられない、と焦りました。
何とか、脱出しました。その脱出力が大きく、オーバーシュート(制御系の専門用語で失礼。他に適切な表現がない)して、琉球村なるところにワープしてしまいました。仕方ないので、これも神のお導きと判断し、見て回ることにしました。
水牛が歩いて、圧搾機を動かし、さとうきびを搾っていました。しかし、トミーはいったいどこを見ているのでしょうか? 近くに卒業旅行中の○○大生でもいたのでしょうか? いけませんね。
ここは、那覇国際通りの片方の出発点です。ここまでたどり着くのは、大変でした。このときには、何者かの手によってカーナビが操作されていたように感じました。渋滞あり、○○○あり、△△△ありです。最後は屋良君の那覇在住の経験がいきました。
ガソリンも満タンにして車も無事返却したので、これで安心して(私は)遊べます、と言いたいところですが、「新垣ちんすこうを買ってくるように・・・」などの依頼事項があるので、まだ安心できません。国際通りで見つけて早々に買いました(空港では至る所にありましたが・・・。あとでもできるとは考えるな、という学生指導?を自分に言い聞かせました)。
出張でレンタカーを自分で運転することは、約20年ぶりでした(種子島で徹夜明けで早朝に運転したことがあります)。結構緊張しました。自分の車で、自分の移動のために運転するのとはわけが違います。前途有望、かつご家族の大切な学生を乗せているので、いやが上にも緊張は高まりました。その緊張によるご利益は今のところないもないですが、同乗学生諸君にとって学生時代の思い出の一つと、そして自分自身の絞込みになったと思いたいものです(しかし、那覇―羽田は長いですね。このブログの記述時間+居眠りの時間が確保できました)。
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