12月17日から19日の3日間に渡って、下関の海峡メッセで電子情報通信学会のシンポジウムの一つであるHCG2014が開催中です。このシンポジウムは、電子情報通信学会のヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)が主催するシンポジウム(リンク)で、本グループは「人と人、人をとりまく環境とのコミュニケーションに関連する分野横断的な研究調査活動を通じて、学問、技術、サービスの発展を期し、ならびに人材の育成を促進し、豊かなコミュニケーション社会を形成することに貢献する」、ことを目標にしてます。
上記のように、学会の目的の一つに人材の育成があり、その意味で、私も学生の学会発表を推し進めています。もちろん、私自身の勉強、情報収集、友達づくり?(この年となっては、あまり意味がないけど)の意味もあります。よい発表をすれば、大学のプレゼンス向上にもなります。以上、長い前置き。
下関の駅からホテルに向かう途中で見た看板です。地方で学会が開催される場合は、本シンポジウムと同様に、地域の歓迎を受けることが多いです。
小生が下関に到着したのは前日の20時半ごろ。霙(みぞれ)交じりの冷たい雨が降っていました。途中の飛行機も激しく揺れて、心配な思い(墜落と言う意味ではなく)もしました。ホテルの近くで食事をしようと思いましたが、居酒屋以外はしまっていました。寒さもあり、切なかったです。
さて、本シンポジウムの本学科からの発表者と発表タイトルは以下です。なお、口頭発表者は今年からインタラクティブ発表も義務付けられました。
■1日目
・口頭発表鈴木 洋平
「HMD搭載慣性センサの利用を想定した屋内位置推定とその評価」
・インタラクティブ発表
青木 孝文
「崎みかん再生プロジェクトの支援」
小島 光平
「赤外線センサデータからの行動抽出」
五味 拓真
「物品配送における温度管理システム」
法月 佑太
「電動車いすの屋内での高精度な自動走行のための基本技術とその検証」
3日目
・口頭発表
西谷 静姫
「ICカードの利用による児童の食物アレルギー症状共有システムの開発」
まずは、会場に向かう途中で。会場は塔に隣接している下関 海峡メッセという場所でした。
向こう側に見えるのは、九州 門司(の港)と思われます。その根拠は・・・
小生:「向こうに見えるのは九州ですか?」
学会の受付の人:「うーーん。微妙ですね。」
小生の質問を聞いていた筑波技術大学の若月先生:「たぶん九州です。バナナの叩き売りが見えますね。」
参りました。実にsense of humorのある先生と感心しました。が、お互い年代が分かってしまいますね。
発表会場の全景です。鈴木君が小さく見えます。立派な会場です。
さて、次はインタラクティブ発表の様子
青木君。このときは一人でしたが、その後絶え間なく人が来ていました。持ち前の大きな声で明朗快活にやっていました。
こちらは小島君。高価なセンサを使ってやっているのですね。私は、ちゃんと質疑応答できていたことの証人になります。
五味君。申し訳ない。こちらの様子はあまり見ることができませんでした。私も他のパネルを見て、情報収集する必要があったので。
初日の夕食。例によって朝食のバイキングを食べ過ぎたので、夕食は・・・と思っていましたが、法月君(二日目の発表者)が気を利かせ?余計なお世話?独断で食べ放題の居酒屋を予約していました(行動力があることは、高く評価できます)。日ごろの節制が台無しに・・・(ひそかに年末のD1を狙っていたのに)。4年生の柴田君にも今回は来てもらっています。法月君の発表ものは、柴田君の寄与も大きいです。
というわけで、一日目は無事終了しました。
明日は、二日目。法月君の口頭発表、インタラクティブ発表と西谷さんのインタラクティブ発表(彼女の口頭発表は三日目)があります。また、報告します。
追記)
鈴木君からもらった感想を追記します。
*****今回の発表にむけて夏ごろから予備実験や評価実験を行ってきた成果を出すことができたのは先生のご指導,研究室の仲間や実験に協力・アドバイスをしてくれた人たちがいたからです.決して1人の力ではありません.******歩数・曲がり検出実験においては被験者の皆には,暑い中3日間実験に付き合ってもらうなど自分の研究もある中,大変な思いをしてもらっています.
*****しかしながらポスター発表では,90分間休む暇がないほど内容を話す機会に恵まれ同様の慣性センサを用いている方もいて,非常に励みになりました.(非常にうれしいです)。私と同様にウェアラブル端末を想定しているようです.
ありがとうございました.
============以下は,下関での観光について==============
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