2013年11月23日土曜日

チャンスは必ずゲットするぜ!!

 日ごろ研究室の学生諸君には、「提出資料の出来だけに気を取られてはいけない。出すタイミングの方が重要な場合もあるよ。野球で言うと、いくらいいスイングをしても球が行ってから振っても意味がないね。例え悪いスイングでも当たって球が前に飛べば何が起こるか分からないよ。」と指導?しています。実際、会社では上司の指示が曖昧だったり、その後上司の考えが変わることもあります。適宜、報告することによって、提出物がよりよくなっていくことも多いです。以上、前置き。

 本学は開学50周年を迎えました。その記念式典が某ホテルで盛大に開催されました(概要は直前の記事(リンク)を参照ください)。本記事はその模様を報告するものではありません。国会議員の先生、文科省の方、他大学の学長の方々など、多くの方に参列いただきました。格調高い式典、祝賀会を報告することは、恐れ多いです。

 ここでは、チャンスというかタイミングを確実に捉え、そして見事に欲しいものをゲットした事例を紹介します。


分かりますか?向かって右は、大洋ホエールズでトップバッターを長く務めた中塚政幸さん(盗塁王のタイトルも獲った俊足巧打の方です。引退後、40年近くもコーチ、スカウトとして大洋、横浜に在籍されたようです。そんな年齢には見えませんでした。)。左は、言わずと知れたエースピッチャーの平松政次さん(沢村賞1回、最多勝2回を始めタイトルたくさん。最多敗戦3回(これも男の勲章だと思います)、カミソリシュートは有名です。今でいうマー君のスプリットみたいなもんです。)です。真ん中が筆者です。

すごく気さくで、明朗、快活なスポーツマンでした(当たり前ですけど)。快く写真撮影とブログへのアップを了解してくださいました。話すことができた時間は短かったのですが、温かな人柄は感じることができました。しかし、体の大きさが全然違いますね。元野球小僧としては、プロ入り?を諦めてよかったです。

同僚の田中哲雄先生が、サインをいただいた筆者を撮影してくれました。残念ながら、写真写りがよくないです。掲載することは読者の皆様にご迷惑、ストレージを無駄に使用することになりますが、ここは先生に敬意を表して掲載いたします。


平松政次さんのサインです。遠慮なく、シュートで内角を攻める気持ちでお願いしました。のけ反ることなく、快諾してくれました。

こちらは、松原誠さんのサインです。松原さんは大洋の4番を長く勤められました。最多安打2回、オールスター出場11回と言えば、その凄さが分かると思います。初安打:坂東から、初本塁打:村山から、初打点:金田から、という記録を見ると、近代野球の生き字引みたいに感じてしまいますね。プロ野球選手会の会長も務められたようです。確かに非常に理知的な感じがしました。そして、何よりも人望があるという証ですね。


 ということで、個人的に非常に嬉しい50周年記念式典になりました。元選手の方々に多くの人が集まりました。したがって、残念ながら十分にお話しすることができませんでした。「いつの日か、我、(元)プロ野球選手とじっくり野球談義をせん」という人生目標を達成したいと思うものであります。
 
 本学の創設者は大洋漁業(マルハ、と言った方が分かる方も多いかな)を興した中部謙吉翁(リンク)ですが、大洋ホエールズのオーナーでもありました。そのときのつながりを今も大切にしてくださっている松原さん、中塚さん、平松さんに心からお礼を言いたいです。次の機会を楽しみにしています。

11月25日追記
 誤記がありました。指摘してくれた藤村先生に心から感謝いたします。野球の知識には自信がありましたが、私以上の(笑)人もいたことに愕然、ちょっとショックです。が、掲載記事をよりよくすることは、筆者の責任でもあります。その意味でも藤村先生に感謝したいと思います。

 

1 件のコメント:

  1. 私も平松さんのお話は、前の方へ出て聞いていました。あれだけの投手だった人ですから、私も何言葉で表せない何か(いわゆるパワー)を感じました。それにしても、会場へ色紙を持って行くという準備というか思い入れには感服!

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