2013年11月15日金曜日

オーストラリア大陸縦断チャレンジWSC2013 車検編4

10月3日(11日目)

本日は明日の車検(最後のチャンス)に向けて、なんとしてでも車両を完成させねばなりません。そのためいつもより早く集合しました。ちなみに前日の洗濯物は部屋に戻ると湿ったまま、ルームキーを抜くとエアコンも止まることを知ったのはそのときでしたが遅かった。もう一日干して置きます。

情報メディア学科教授の速水先生
 ピットに着いてパンをかじっているとラスボス総監督が登場しました。情報メディア学科の速水先生です。テレメトリシステム担当の山田君を指導している教授です。具体的に車両製作に関わるとかではなく、資金を集めたり広報活動をしたりといったレベルでの仕事が中心です。とはいえこの日は猫の手も借りたいくらい忙しかったので、車両のカラーリング等お手伝いいただきました(実はこれに関しては前日からやらせようと思っていた)。その他、買出しにお付き合いいただきましたが、何時に終わるかわからないこの日の作業からエスケープする手段を独自に確保、流石です(宿泊先が近いよそのチームの車に乗せてもらう約束を取り付けたのでした・・・)。

車両のカラーリングが入り、よりソーラーカーらしくなってきました

  この日はもうひとつ仕事がありました。ドライバーの車検(人体検査?)です。要は、体重の軽い人が操縦するほうが有利なので、公平にするために重り(バラスト)を積み込みますが、そのための計測です。ドライバー登録が済むと腕に封印が付けられて、ズルができなくなります。3名とも無事合格、緊張感が高まります。

 そんなこんなで、配線も終わってソーラーパネルからエネルギーが出力されているかのチェックも完了、最後の車検(実はさらに動的車検というのがありまして、これは後述)に向けて準備が終わった頃にはいつものように日付が変わっておりました。しかし、ついに完成したという満足感から、それほど疲労感はありません。レース本番に向けて、あと少し?です。


このとき東海大のチームがピット前で撮影開始、コラコラ見とれていないで手を動かせ!

つづく

0 件のコメント:

コメントを投稿