10月4日(12日目)
今朝は車検場に車を運ぶためにさらに早起きです。この日まで、ピットに到着するのはすべて先生のほうが早かったという事実に、学生たちは気がついていたでしょうか(宿泊先がバラバラだったので、毎日ピットに現地集合)。先生方を待たすようではダメだ、と初日に言うべきだった・・・
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgTPtduNlvPzhBTuCjmLO_pjUQPsaJupboYu8wurBK3Pare2avBruSVUPaqcE29B_jNAE7qpBfh4UPs0OuK0C-Fmf2NdhDonHkE8OY1I6sDD0bsvZ6qcO3huwJxrg6OtWRTHV1SeYLyq7sw/s320/z1.JPG) |
車検最終日 |
それはさておき、さっそく車検会場にGOです。本来車検の予備日だったので、会場は閑散としています。オフィシャルも暇なので、しっかりチェックしてきます。が、我等がKAIT SPIRIT号は完璧に出来上がっていて怖いものはありません。スンナリと合格してしまいました。ソーラーカーのドライバーは最大4名登録できるのですが、トレーラーを運転できるのがメカニックの塙君だけだったので、前日は3名しか登録できていませんでした。ところが運転手の確保ができた(後日紹介します)ので、彼を4人目のドライバーとして登録する交渉を行い、OKを貰うことができました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiI1AhS04IofM8Bi1HlRG7bx9Z_7DdY2KjfAaWZVbwvVPUEHkveZFJX5RxaLS5aTlQpDloJrER6M7l0d4EAPaaRaeLJ_cr4GqzlNyFzVWhn3ahXsNH6ukaF2AM4ICCUNXQ9_nq5z_6M0mHm/s320/z2.JPG) |
車検合格を祝って記念撮影 |
ピットに戻って記念撮影です。大学の50周年記念ロゴをもって、カラーリングを終えたKAIT SPIRIT号を囲みます(集合写真は私のカメラではなかったので無くてすみません)。エッジが立っていてシャープなフォルムの車体、カッコイイですね!
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi46Cm5w3sguXdBBGWxCB0a8g-zlcO3O9gEY8y3VclczzfhFy1FubVzy8HOS_j7zaN78RF15evcoSiH7dg_qhZXQRWN83GDpm-0rTYwmQAF8PaFBNfcT96rY1gRrdBTp5YPVL3DQtLqieMF/s320/z3.JPG) |
ピット前に並んだソーラーカー達。この中に総監督が紛れていますが見つけられますか? |
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhmrNPwpplZkQLeq7wF2nxGg6v4THwRD_KsCvAnN4pZioxqmGhvC5p02DywhyFpJSzWpHIyjS4_lGXOwmkzYqvreh7zlhFDatMUA2hEhf8UZKNj4pzpvOX1b7cHb4ZLxJlp9yfO69U1HWr1/s320/z4.JPG) |
一番端っこから見た風景、いろんな形の車体があってワクワクしてきます |
その後、監督と4人目のドライバーが買い物と陸運支局的なところに出かけているうちに、ピット前にすべてのソーラーカーを並べて撮影があるということで、突然盛り上がってきました。出かけていた監督達もなんとか間に合って、でも本当はまだ作業が残っていてそれどころではないのですが・・・
そして再び整備に戻ります。詳しいことは記載できないのですが、動輪をオフセットさせる「ミルフィーユ作戦」が前日に失敗していて、でもこれを解決しないと走り出すことができません。そこで「ミルフィーユ作戦改」を発動、見事成功を収めたのでした。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjr2MuEWSlP6rAEjbQbbP77BzaDwJ6EH3IzTgufiJRr7RbLTfVG2ZL8NGIJ_v-k6YhAMw-m3vYastzkDZSSlGac2KARRhRyIs6eSManMGCvF6iSHJyexON8P2KD7toeTCMWa1AoAYhVEz2S/s320/z5.JPG) |
翌日のサーキット走行に向けて最後の調整 |
一方で私はと言うと、最後の大仕事に取り掛かっておりました。実は車両製作の裏方では様々な雑用が随時発生していて、その究極の肉体労働が「コンテナ解体」だったのです。ソーラーカーと資材を日本から運んできた木枠は再利用の可能性があったのですが、廃棄が決まったため数百キロの木材をバラバラにしなければならなくなりました。塙君と一緒にひたすらノコギリでギコギコ・・・でも、この日は12日目で初めてレストランで夕食をとることができました。総監督、ご馳走様です!
つづく
0 件のコメント:
コメントを投稿